国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   物の見方   ルフィ

 目というものは便利さが目立つが実は不便な点がある。それは、物の大きさがわからないということだ。大きい小さいくらいはわかるよ、という人もいるだろうが、それはあくまで相対的なものの大きさである。昔の人は、月と太陽が同じ大きさに見えるからそうだと思っていた。しかし、実際は違う。だから物差しなどの単純な道具が生まれたのだ。だが、いちいち物差しで大きさを測って比べるなどのことはとてもじゃないが出来ない。一体どっちが良いものなのだろう。
 相対的なものの見方のよさという点でものを見てみよう。一番は、やはり分かりやすいということであろう。例えば、「この間高さ4000mの山に上ったんだよ」といわれるよりは「この間富士山より高い山に上ったんだよ」といわれるほうがしっくりくるだろう。それに、早いという利点もある。目の前の建物を見ていきなりメジャーを持ってきて「あぁこの建物は高さ2mだから低いなぁ」なんていう人もいないだろう(笑)このように、相対的なものの見方には、分かりやすい・早いという利点がある。
 しかし、絶対的なものにもよさはある。それは、正確ということだ。先ほど出てきたように、目で見ると狂うことがある。(冒頭の月と太陽の例)しかし、測れば必ず正確に大きさがわかる。こんな経験はないだろうか。数学のテストで図形の問題が出た。面積を求めよというもので、「わからないな・・・・よし。たぶん18平方cmだ!」と言って帰ってきたら違っていたという経験を。していたらそれはそれで問題あるのだろうけど(爆)面積は必ず一つであるからこそ、絶対的なものの見方は大切である。
 どちらにも良い点はある。だからこそ、その良い点を組み合わせなくてはならない。これを物の見方だけでなく、勉強や運動など全てに当てはめるとする。すると、僕は自分でも基準をつけて、周りとの比較を忘れないということが大切だと思う。そして、「道は近くても、行かなければ到達しない。」という言葉の通り自分の基準に向けて、そして周りに負けないようにどんどん努力していくべきだ。テスト勉強だって、自分の目標を達成するためという考えと同時に友達に負けたくないという考えが存在する。だからこそ、その中での努力を怠らないで、昇進しつづけるべきだと思う。世の中はそんな考えで溢れ返っているのかもしれない。

   講評   tune

要約、自分の言葉で、とてもよくまとめていますね。体験実例も、自分の言葉で、身近な経験からくる考えを書いているところが、とても説得力があるね。以前に比べて、身近な実例が多くなってきたので、作文が、とても面白くなってきました!●さらによくばれば、体験実例に加えて、客観的な実例(昔話の実例・長文の実例(今回の場合は、8.2週の「子供のころに道に」の地図の話など)を加えると、深みがでるね。昔話は、アリとキリギリス、ウサギとカメなど、誰でも知っている話を、「自分でも基準をつけて、周りとの比較を忘れない」という趣旨になるよう、アレンジしてみてね。次回、トライしてみてください!
★昇進→精進かな?

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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