国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ものの見方   たぬき

 視覚系は、光を介して物の形を認知する。形は触ってもわかるから、視覚だけが形の担い手ではない。聴覚も無関係とはいえない。こうもりは超音波を出しえさの虫を捕らえ、障害物を避ける。そのためには相手の位置や大きさ、広がりを「耳で見ている」はずだ。目は有効な感覚器だが、あまりに有効なので有効でない点にあんがい気づかない。たとえばものの大きさがわからない。大きい小さいは見ればわかる。と言うかもしれないがそれは相対的な大小である。
 相対的な見方のいいところは分かりやすいところだ。人間の目は相対的にものを見る。ほかとの比較で「このビルは大きい」「この服は小さい」など、とてもわかりやすく表現できる。しかし、本当の大きさなどはわからない。成績のつけ方も相対的だとわかりやすい。他人との比較で自分の位置がすぐわかるからだ。僕の学校も相対評価だった。成績表を見れば苦手な科目、ぜんぜん理解できてない科目など、ぱっと見て判断できる。(悪いことばかり)(笑い)
 一方、絶対的な見方をすると進歩できる。目標を設定してその目標に向かって勉強したりする。どんどん目標を高く設定していけばどんどん進歩する。今、僕の学校は絶対評価になった。ある目標が設定してありそれを達成すれば成績がいいらしい。その目標に向かってがんばるので進歩していく。この絶対評価のつけ方は相対評価と違ってほかとの比較ではなく自分がどれくらい成長したかがわかる。自分を知ることができる。
 相対的な見方も絶対的な見方もどちらも大切だ。しかし一番大事なのは「道は近くても、行かなければ到達しない」ということわざがあるとおり、ただ見ているだけでなく実行することだ。成績表も見ているだけでは何も始まらないからだ。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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