国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の短所   ミュウ

 「ねぇねぇ・・・・・・。」
「なぁに? でも、ちょっと待って!」
私は、何か探し物をしている時に「ねぇねぇ」などと話しかけられると、「ブッツン」とキレることはないが、キレそうな時がある。不思議なことに、探し物をすぐに始めたときに話しかけられるのならあまりキレない。しかし、何分も前から時間をかけて探している時に話しかけられると、あと少しでキレてしまいそうなぐらいまできている。自分でも、おかしいぐらいだ(笑)。だから、私の短所は「短気」だ。
 探し物以外にも、短気とは違うと思うが、そのようなことがある。それは、友達が私の言ったことをきちんと理解していない時だ。
「こうだから、こうなるんじゃないの?」
とか友達に聞くと、
「ん???」
とか、「分からない」などと友達が答えると、ムカムカしてくる時がある。こんな時は、「何でー?」とか思うものだ。自分で言うのもなんだが(笑)、それは頭の回転が速いからだと思う。なぜなら、友達もこのような体験があるらしくて、その友達も、頭の回転が速いのだ。だから、このようなことが起こるのだ。
 私には、長所はないと思っていた。しかし、よく考えてみると、探し物をしている時に話しかけられるとキレてしまいそうになるのは、きっと「探している」ということに集中しているから、それを壊されたくないためにキレそうになるのだと思う。もしかしたら、「集中力を壊されたくない」というのが私の長所なのかもしれない。私は、見方を変えてこれを確かめた。見方を変えて、ここから見れば「短所」に見え、違う所から見れば「長所」に見えるのだ。見方を変えれば、短所を長所に変えられないわけではない。だから、「短所ばかりでもうだめだ」と思ってはいけないのだ。もしそうなってしまったら、見方を変えて、長所に直せばいいのだ。そうすれば、「短所ばかり」の中から少しでも長所が出てくるはずだ。
 「短所ばかり」の人はいるとしても、「長所ばかり」というひとはいないだろう。人間にとって、長所や短所は欠かせないものだ。どちらもないという人はまずいない。長所だけという人は、とてもおかしいし、いないだろう。それは、人間は長所と短所をもって1人ができているからなのだと思う。

   講評   nara


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