国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
さっき送った作文の訂正したもの。 すみすみ
「にゃははははぁ〜〜♪」
私の長所は、良く笑うことと、結構恥ずかしがり屋なくせにいざという時にはちゃんと言えるということだ。
良く笑うというのは、例えば、漫画のつまらないギャグですぐに爆笑したり、友達が変なアテレコしてるのを聞いて笑ったり、普通の人なら冷めた顔しそうなことですぐに笑うということだ。
「『笑う角には福来たる』という言葉通り、福が来ればいいなぁ」
と思っている。
結構恥ずかしがり屋なくせに、いざというときにはちゃんと言えるというのは、例えば、回転寿司屋で、いとこはわさび抜きにしたいのにいとこが恥ずかしがって何も言わないのを見て、
「○×のわさび抜きおねがいしま〜す!」
と言ったり(笑)誰かがハンカチを落としたときに、
「これ、落としましたよ。」
といったり出来るからだ。
しかし、やはり短所もある。
良く笑うのはいいけれど、どこかまわず笑ってしまうし、笑い始めたら止まらないし、その笑い方もお世辞にも品がいいとは言えない。しかも、高級そうなカフェで大声で笑ってしまい、その時に前の席に座っていたおばさんから睨まれたこともあるのだ。(そのおかげで、笑いもたちまちおさまったが)
結構恥ずかしがり屋なくせにいざというときにはちゃんと言える、というのも、あくまで自分以外の人のいざというときであって、自分のことになると、とたんに焦って(緊張して)、汗をダラダラかいたりしてしまうのだ。とにかくあがってしまい、なにも手に付かなくなるのである。これは本当に困る。
もう一つの短所は、人の揚げ足を取ることだ。自分も、いわれて嫌だとわかっているのに、いってしまうのだ。そのくせ、自分が揚げ足を取られると、必要以上に怒る。はっきり言って、異常としかいいようがない。このことは、気をつければ直ると思うから、努力して直そうと思う。 人間とは、長所と短所を併せ持った動物である。 性格とは、人間の個性である。だから、あまりにも自分に甘すぎるのも考え物だが、自分の性格を無理に改造するのは、やめた方がいいと思う。
変なところがあったので、直しました。
講評 kamo
すばらしい! 全ての項目クリア&目標字数突破、というのは別にすみすみさんにとっては「いつものこと」だけど、その「成績」として表せるもの以上のものがあった気がします。すみすみさん、完全復活か?!(笑)
冒頭からはじけてるね。この笑い方の表現は、実際ありそうだけど作文となるとなかなか出てこないよね。すみすみさんの声まで聞こえてきそうです。書き出しの工夫、文句なく◎。
表現項目は、結局、ユーモア表現とことわざの両方が入れられて、しっかり◎。これも単にキーワードが入っているだけでなく、自然な流れのなかでいい表現ができました。
何よりよかったのは、体験実例とそれに直結した主題。こういうテーマなので、直結しているのは本来当然なのだけど、それにしても、自分の問題を考え、そこから人間一般について書いていくところの展開がうまい。結びの部分は表現も抜群だね。
立派でした。
これは清書候補になりそうだね。清書するときは、言わずもがなのことだけど、題名を元に戻すのと最後の一文を削るのを忘れないようにしましょう。(^^;)
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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