創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
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高校1・2・3年生
憧れ方 YES
いつも何かに憧れる。これは非常にいいことだ。しかしその憧れ方にもいい憧れ方と悪いあこがれ方がある。いい憧れ方はその内面を理解してすべてにおいて憧れるというしかただ。しかし悪い憧れ方はそのものの表面だけしか見ないで憧れるしかただ。最近の我々にはこういった表面だけのものしか見ないで何かに憧れ、真似をしたりそのものと似せてみたりする方針が多いのではないだろうか?これは問題だ。
その表面だけしか見なくなった原因は、そのことに対しての好奇心が薄れているところにあると思う。そのものをもっと知りたい。もっと向上させたいなどの好奇心が少ないせいではないだろうか?もしももっと知りたいと思っているならばその裏側まで調べようとすると思う。もしも向上させたいなどの意欲があったとして、それをしないのはただの面倒くさがりやだ。
もう一つの原因はそのものを真似しようという考えだけにとらわれてその裏側に隠されたものなどまでしっかりと理解しないのがいけないのだと思う。僕は最近英語をもっと学びたいという意欲を持ち、前よりも勉強に励んでいるが英語を学ぶ点においてただ学ぶだけではだめだと思った。僕は大学生になったら留学をして英語を学ぼうと思っているのだがそのさい、どの国に留学するかなどで英語の習得率が良かったり悪かったりするそうだ。まだどの国に留学するなどは決まっていないがもしもその国で英語を学ぶならばその国の文化も学んだほうが英語の習得率も上がると考えている。これは英語の裏側もわかると思う。今英語の裏側と言うものは僕的に中学や高校の英語はあくまで受験用英語で話せるようにはならないと言うことだ。
結果どんなことにも好奇心をもってそれ以上の物を学んでやろうと思う気持ちを大切にすることだ。そして信じる前に疑うことだ。これは全部にそうする必要があると思う。憧れるということはただまねをするだけでなくそれをさらに発達させようというところまで考えることだ。
講評 jun
ニュージーランドから帰って以来、力作続きだね。自分の主張をわかりやすく伝えることができています。説得力があるよ。文章の構成がしっかりしているということは、自分の意見を自分なりに整理できているということだね。
人はさまざまなものに対して憧れを抱く。それ自体は悪いことではないけれど、果たしてその対象をどれだけ理解しているだろうかということが問題になってくるね。一番怖いのは、表面だけを見てすべてを知った気になること。対象に対して深く踏み込むことをせず、表の部分で満足しているのは、せし君の指摘するように好奇心、向上心の稀薄さが原因かもしれないね。「面倒くさがりや」という表現もぴったりのような気がする。上辺だけを真似しても自分の身につくものは何もないはず。何かに興味を持ったら深く知りたいと思うのが当然だし、そこまで踏み込む労力を惜しむべきではないね。体験実例として挙げた英語の話には感心しましたよ。是非がんばってね! 結びの一文も印象的です。
▲「〜と言うこと」→「〜ということ」 ひらがなで。
■「今英語の裏側と言うものは僕的に中学や高校の英語はあくまで受験用英語で話せるようにはならないと言うことだ。」は意味がわかりにくいので言葉を補って説明する必要があります。
☆テストは文句なしの合格です。おめでとう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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