国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   絶対と相対   A.L

 大きい小さいは見ればわかるが、それは相対的な大小である。相似というのは、形は同じだが、絶対的な大きさはどうでもいい。われわれが比例とか相似とかを考えることができるのは、本来、視覚系にそういう性質が存在するからだろう。
 今年から成績が絶対評価にかわった。その絶対評価には、目標をどこまでも高く立てることができるという良い面がある。しかし、自分の位置が分からないというのが欠点だ。また、相対評価にも良い点がある。競争することによりライバル意識ができ、レベルが上がっていく。しかし、レベルが低いと小山の大将となりかねない。
 絶対的、相対的の両方ともそれなりに大事だ。その両方を上手く使うことができ、それを利用してなにがしかの行動を起こすことが大事ではないか。

   講評   nane

 今回は、書きにくいテーマだったでしょう。
 要約の部分はもっと長く200字ぐらい書いていってもいいよ。つまり、4段落で各段落を200字ぐらいずつ書く配分で書いていくと、字数のコントロールがしやすくなる。
 第二段落は、「絶対評価には、目標をどこまでも高く立てることができるという良い面がある。」のあとに、自分のそのときの気持ちやみんなの会話、先生の話などを入れていくと長く書ける。つまり、体験実例を具体的に書くことによって字数を長くしていくといい。読む人も、意見や説明だけの文章より実例が入っている文章の方が理解しやすいでしょう。
 「相対評価にもよい面がある」の部分も同じ。ここは第三段落として書いていくといいよ。
 「しかし、レベルが低いと小山の大将となりかねない。」は、鋭い意見。相対評価には、そういう面があるよね。
 総合化はよくできた。このパターンを覚えておくと、いろいろな場面で応用できると思うよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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