国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の長所短所   いよま

私の長所短所
ayaaya
私の短所は、おこりっぽいところと、頑固なところ。長所はなかなか見つけにくい。母に聞いたところ、私の長所はまじめなところらしい。自分では気が付かなかったが、言われると確かにそうだ。体験談はいくらでもある。
話は、8年前にさかのぼる。私が4才の時のことだ。私はすごくわがままで、おこりっぽい子供だったらしい。まるでライオンが、
「ガオー、ガオー。」
とほえるかのように、自分勝手だったそうだ。それに、今のようにほっそりとした体格ではない。8年前の私は、小太りだった。ぷっくりふくれているブタのように・・・。ライオンとブタが1つになったような人間が、8年前の私と言っていいだろう。私が祖父に、
「これ買って〜。お願い〜。ねぇねぇ。」
と言うと、
「いいよ。じゃ、レジ行くぞ。」
と言って、何でも買ってもらえた。多分、これが原因でわがままになってしまったのだと思う。その時私は1人っ子だったので、たくさんあまやかされたのだと思う。
私は、母に私の長所を聞いた。母は、私に語り始めた。
「あんたが小学1年生の時からは、私がいなくても何でも1人でやってたわねぇ。忘れ物はしないし、勉強もできたしね。あんたは何にもたよらなかったよねぇ。もし、あんたが反対の性格だったら、私はたおれていたかもしれないわ。おかげで助かったわ。」
母は、語り終わるなりにこっと笑い、妹をむかえに行った。
私は、小さい時は自分勝手なことばっかりで、短所の方が多かった。しかし、だんだん長所の方が多くなってきた。それは、親の愛情なのではないだろうか。長所があってこそ短所があり、短所があってこそ長所があるのだ。人間にとって大切なのは、そこなのだと思う。

   講評   koni


 今回は作文テストでしたが、よくがんばりましたね。合格です。おめでとう!!

 体験談を詳しく書いたところが特にいいですね。たとえを使ったり、「たぶん」という言葉を使って原因を想像したりしたところがとてもいいですよ。自分の長所はなかなか見つけにくいかもしれませんね。人間はだれでも長所と短所をもっているし、時と場合によって長所になったり短所になったりすると思います。最後はあやさんの思ったことがしっかりかけましたね。
 
 「●名言の引用」に挑戦しましょう。名言集を参考にしてみましょう。
たとえば、名言の22番を使うと、「才能とは自分自身を信ずる能力であるということわざがあるように私は人間にとって大切なことは自分のことをよく理解し、信じることが大切だと思う。」というようになるね。

 「★書き出しの工夫」について説明するね。
書き出しで読み手をひきつけるとおもしろい作文になるよ。いくつかのパターンがあるので、どれかひとつを得意技にしておくといいね。これから作文を書くときはどれから書き出そうかなぁと考えてみてね。

 したことから---「私は、昨日学校で友達と遊びました.」
 見たことから---「朝起きてみたら、雨が降っていました。」
 会話から-------「おはよう。」朝、お父さんの太い元気な声が聞こえました。
 時から---------「体育の時間になりました。」「今日は日曜日です。」
 気持ちから-----「ひとりぼっちでかわいそう。」
 説明から-------「私は、今10才です。」

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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