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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   秋の虫たち   ラブリー

  秋の虫たち
 「リンリンリン・・・」
最近、夕方になるとこんな鳴き声が聞こえてくる。秋をうずうずして待っていた虫たちが、今、動き出している。
 この鳴き声には、鈴虫やエンマコウロギなどがいる。秋の虫たちは今まで、何をして過ごしてきたのだろうか。
この虫たちは、2枚の羽をこすり合わせて鳴いている。だから、こすり合わせる力をつけるために、まず食べて元気をつける。でも食べているだけでは太っていくばかりなので、運動をする。腹筋とかをしたら面白いけれど、まさかそんなことはしないだろう。食べて運動して食べて運動して・・・。まるで反復練習のようにこれを続けて筋肉をつけた時やっと鳴く時が来るのだ。そして私たちにすてきな音色を聞かせてくれるのだ。
私の家の近所で、このぐらいの時期になると夕涼みをするおじさんがいる。そのおじさんは、きっと涼むだけではなく、このきれいな鳴き声を聞くためにいるのだと思う。
この音色は、きっと鈴虫一匹では出せないと思う。だから、大勢の秋の虫たちを集めて、大合唱しているのだと思う。と言うことで、この虫の集団を『秋の虫合唱団』とした。
『秋の虫合唱団』は、何を歌っているのだろう。『虫の声』を歌っているのか、虫たちが作曲した歌なのかは分からないが、歌詞やメロディがはっきりしなくても、いい歌を聞かせてくれている。もしこんな声の人がいるとしたら、会ってみたい。
この合唱団をコンクールに出したら、絶対優勝すると思う。それとも、もう虫たちの中ではどの合唱団が1番きれいな歌を歌えるか競争しているのかもしれない。
私は、秋の虫たちの鳴き声を聞いて、鈴虫たちはとてもすばらしい才能を持っていることが分かった。この声を聞くと心が安らぐし、何かにひかれるような気がする。そんなすばらしいものが聞けるこの季節は、私は大好きだ。

   講評   nara


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