国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   噴水は、飲めない水で   いよま

噴水は、飲めない水で
ayaaya
噴水は、飲めない水で役に立たない。しかし、そこに意味があるのだ。日本では、水不足になると噴水を停めろという議論がでる。だが、それは噴水の役割を否定することになるのだ。噴水は、ただ水を噴き上げていればいいのだ。そこに噴水のよさがあるのだ。
この話を読んで、1番なっとくしたことは何の役にも立たないもの(噴水)が私たちの身近にもある、ということだ。私にも似た話がある。私の学校には、動物がたくさんいる。(小屋は2つ)うさぎ、にわとり、かめ(?)などだ。特に役に立つわけでもない。むしろ、やっかい者だ。えさを食べるだけで、何の役にも立たない。(飼育委員までつくらせやがって‼動物のくせに生意気な‼)最近、よく「ドガガガ〜」という工事の音が聞こえる。行ってみると、動物の小屋がなくなっていた。(1つだけ)いつもならあまり来ない風が、ビュウビュウと私に当たる。まるで、だれもいない教室のようにシーンとしている。世話をしなくていいので楽だ、と思っていたら、女子たちの会話が少ない。私たちも。ほとんどが動物の話だったからだ。「前の動物小屋にもどりたい」女子たちは、多分そう願っていることだろう。
また、ずっと前にはこんなことがあった。私が小さいころは、どんなはずかしい服でも着た。(今思えばすごくはずかしい服装だ)しかし、今は自分の着たい服しか着ない。服なんてどうでもいいのに、選ぶなんて・・・。別に役に立つわけでもないし、意味も無い。どうして人間はこんなことをするのだろう、と聞きたくなる。
私は、意味の無いことをしても無駄だと思う。だが、気分転換も必要だ。噴水のように役に立たない物もこの世にはあるだろう。しかし、それは役割であって、決して切り捨ててはいけない物なのだ。言葉で表すと、「無用の用」だ。私は、本当に大切なものを見失いたくない。だから、そのためにも役に立たないからといって切り捨てないようにしたいと思う。

   講評   koni


 彩さん、少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたね。お買い物に行くと、なしやくり、さんまなどが陳列されていましたよ。
 
 物にあふれた時代に生まれ育った私達には考えさせられる内容の長文でしたね。
似た話を上手に見つけて書くことができました。(飼育委員までつくらせやがって?動物のくせに生意気な?)というところではユーモア表現として(笑)を文の最後につけておくといいでしょう。
 昔のお話も上手に書けましたね。何か一つ買物をするとき、生きていくために必要だから買うのか、欲しいから買うのかというと、ほとんどのものが欲しいから買うのだと思います。無駄をなくす生活は大切だけど、その無駄に価値があったりするのかなぁと私は思いました。
 最後のまとめは名言の引用をしてまとめることができましたね。

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