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　　　私のお父さんと、お母さん　　　いなふ

　私から見てお父さんの良い所は、色んな場所に連れて行ったりしてくれる所だ。お父さんは日本各地の名所をよく知っている。それは小さい時から地図さえ見ていれば、それで幸せだったと言う。そしてお父さんは大学のときサイクリング部に入っていて色んな所を回っているから、観光地だけでなく穴場もよく知っている。そんな理由もあり、私たちを色んな場所に連れって行ってくれるのだ。だから、私のお父さんは、お母さんや私をひっぱって行ってくれる頼りがいのある人だ。
　そしてお父さんはどんなことでも知っていて、「有言実行」な人だ。お母さんもお父さんのことを尊敬しているし、私も見習いたいものだ。
　でもお父さんは頑固一徹で、くそ真面目でたまに困る（笑）。私のお父さんはそんな感じだ。
　次はお母さん、私から見てお母さんの良い所は、頑張りやの所だと思う。お母さんは看護婦と言う忙しい仕事を持ちながらもパソコン教室や習字教室に通ったりしている。パソコンなんて前まで私が教えてあげていたのに、それが逆の立場になっている。少し悔しい（笑）。お母さんは何でも頑張る。そういう良い所を持っている
　良い所と言うのは、人間にとって無くてはならないもの。自分に少しでも良い所があるのが見つかると自分に自信がつく。それが大事なんだと私は思う。

　　　講評　　　yuri

◆咲恵ちゃん、こんにちは。連休はどんなことをしてすごしていましたか？　またどこかに出かけたのかな？
★お父さんとお母さんの長所、具体的な例をあげて上手に書けましたね。最後のまとめも「人間にとって〜」と、咲恵ちゃんの意見をしっかり書けていて、とてもいい作文になったよ。清書候補にしようね。

人から自分の「良いところ」を認めてもらって、それが自信になれば、どんどんまた成長できるんだよね。それに、咲恵ちゃんのように、お父さん・お母さんの良いところをちゃんと分かっていて、親を尊敬できるのもとてもいいことだと思うよ。良いところをたくさん書きながらも、「頑固一徹で、くそ真面目」とか、お母さんに「少し悔しい」気持ちとかを（笑）の表現でユーモアたっぷりなのも咲恵ちゃんらしくておもしろい。
●「良い所」の「ところ」はひらがなで書く方がいいね。場所を表す言葉の時は「所」と漢字をつかうけど、こういう場合は場所ではないのでひらがなの方が普通です。