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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   思いやり   ルフィ

 ヨーロッパの社会では、個人が独立していた。それは、全ての人が対等の関係を持っているという長所と自己満足や利己的な匂いを発散させる短所を持っていた。日本には、それがない。もし、ヨーロッパの長所を日本が取り入れるときがきたとしても、短所まで一緒に取り入れてはならない。個人が自立することと、お互いが助け合うこと。それぞれの利点を考えてみた。
 個人が自立しているということは、他人依存の人が少ないということである。例えば、レポートの締め切りが迫っているのに、何もしないで遊びほうけている人がいる。前日になって、最終的には誰かに泣きつく人をよく見かける。夏休みの宿題などでは、よくそのような人を見かけることも多いのではないか。そういう自分も人のことは言えないが(笑)つまり、自分のことは自分で責任を持つということである。あたりまえのことだが、それができるというのが個人の自立している社会のよさではないか。
 だが、お互いを助け合うことにも利点はある。こんな昔話がある。ある、漁師が村の子供たちにいじめられていた亀を助け、その結果竜宮城というすばらしい所に連れて行かれた・・・・。ご存知浦島太郎である。浦島は亀を助けたが、亀も浦島を竜宮城に連れて行くことによって恩返しをしたのである。その結果おじいさんになろうとも、浦島は竜宮城で人生のすばらしい時を過ごしたのではないだろうか。見返りを期待してはならないが、誰かを助けることによって、自分にも幸福が訪れることだってある。
 個人が独立することにも、お互いを助け合うことにもよいところはあった。だからこそ、お互いが助け合うが他の人を頼らないということが大切ではないか。その中で大事なのは思いやりだと僕は思う。相手に迷惑をかけない思いやり。相手が喜ぶことをしようとする思いやり。「真に良いことは、新聞に大きな騒ぎを起こすことなく、小さく始まる。」という言葉の通り、良い世界にしていくのは個人個人のたとえどんなに小さな思いやりだとしてもそこから始まるものだ。だから、みんなが思いやりを持って生きていって欲しい。

   講評   tune

今回も、バランスのとれた、よい作文だね。昔話や名言も、とても効果的!結論も、申し分ないと思います。次回は清書ですね。最近の中で、一番気に入ったものを清書しましょう。先生は、9.2週のものがよいと思いましたが、書きやすいものでかまいません。
感想文の清書を書くときは、要約、社会実例、名言の引用は、思い切りよくカットして、体験実例と意見を中心に400字台程度に縮めてみてください。自分の書いた文を削るのは、なかなか難しいと思いますが、がんばってください!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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