低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
いいところはある? ミュウ
ヨーロッパ的市民性を模型として、個人の強力な自己把握を目指
すなら、おそらく前述した長所、短所の分離的摂取は不可能である
。しかし、それではいけない。人格の確立ということは、他人の模
型を追うのではなく、現代日本人が、自力をもって追求しなければ
ならない。
ドイツの人は、あまり人とかかわりをもちたがらないらしい。その
ために、ドイツ人にとっては普通かもしれないけれど、日本人から
みると、「感じがわるい。」「冷たい。」とかんじとられる。だから、誰
かがこまっていても助けようとしない。自分がこまっていても助けを
もとめない。という人がでてくるのである。
日本人は比較的人とかかわりをもつことを好む。(そうでない人も
いると思うが)助け合う。協力する。というこを好む人が多い。その
ために、あたたかい心をもっていると思われるが、独立していない
ために、人に頼ってしまうことがおおくなるのではないかと思った。
お互いわるいとこもあり、良いトコもあるとおもう。日本人も、ドイツ
人も、お互いの国の文化をとりいれて、助けあい、自分でも努力を
していくことができればいいのではないかとおもった。
講評 yuri
◆ミュウさん、こんにちは。講評が遅くなってしまってごめんなさい。9.2週に二週分入っていたので、教室の方で3週目の分を9.3週に入れ直してもらっていたんです。先に3週目の分を送っちゃったみたいだったね。そのときは、2週目の分を9.3週として入れてもかまわないので、ダブらないように気をつけてもらえると助かります(^0^)。
●今回の長文はかなり長くてまとめるのも、中心を決めるのも大変だったでしょう。日本人とドイツ人の「人とのかかわり方」ということで、うまく比較をできていますね。「ドイツの人は〜」「日本人は〜」
「お互い〜」という文章の構成はいいと思います。あとは、それぞれの話題をもう少しくわしく、具体的な例を挙げて書けるともっとよくなるよ。ヒントにあった子どもの寝かせ方でもいいし、テレビで聞いた話、映画の中の一場面などから、ドイツ人(ヨーロッパ人で可)が冷たく感じるような行動、逆に日本人が助け合って(または頼り合って)いるような様子を一つずつ。そして、最後のまとめで名言を引用すると完璧!・・・と目標は高くもって(笑)がんばって下さいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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