国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   他人との壁   にわとり

世界じゅう、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身のまわりに、「日本」をもって動き回る。わたしのみるところでは、日本人の場合、とりわけその「文化カプセル」の外皮膜は、かなり強く、それを内がわから破ることを日本人はあまりしたことがないように思えるのだ。いったいどんな家で、どんなふうにこの人たちは暮らしているのだろう———そういう好奇心が西洋人の心の中に芽生えるのである。
私にも似た話がある。学校でクラスがえがあったとき、(五年のとき)仲良しの友達とみんなはなれて、ひとりになってしまってさみしくて、全然クラスになじめなかった。だけど一年でクラスが同じだった子がいて、
「あ。久しぶりじゃん。」
「まあ、これから二年間よろしく。」
というようにその子とばかり仲良くしてて五年ではあまりみんなとは仲良くできなかった。六年になって、クラスで協力しあう、ということが多くなってみんなと話すようになったら、ともだちがふえて、みんなと仲良くなれた。(主に男子とだけど(笑))このような体験を持つ人は、私のほかにもいるのではないか。もうひとつ似た話がある。塾に入ったのは、去年の夏休み。入ったばかりのときは、一人知っている人がいるだけで、しかもその人とはあまり仲良くない人で、塾があまり楽しくなかった。だけど、今は知っている人がいて、休み時間に遊んだり、答えを教えあったり、一緒に帰ったりとしていて、とても楽しい。日本人は、外国に行っても、人の間に壁を作ってしまうらしい。笑顔で仲良くなろうとしてくれるのに、そこにさらに壁を作のは相手に失礼ではないか、と私は思う。
人間は、「笑う門には福来たる」ということわざの意味をよく知っていると思う。なぜなら、きさくな人がとても多いから。きさくに話しかける、などをすると交流が広がる。今まで話したことのない人と交流できて、いやな気持ちになる人はいないと思う。私は、いつも人から話しかけられるタイプなので、これからは、自分から話掛けていって、交流を広げようと思う。

   講評   jun


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