創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
他人との助け合い ウルフ
じぶんがだれかということがよくわからなくなるとき、じぶんのなかにほんとうにじぶんだけのもの、独自のものがあるのかどうか確信がもてなくなるとき、ぼくらはじぶんになじみのないもの、異質なもの、それにちょっとでも接触することをすごく怖がる。
ぼくがそばにいないとあのひとはだめになる、何もできないけれどただそばにいるだけであのひとは安心していられる、ぼくが病気かなんかで欠席するととたんにクラスは活気がなくなる……理由はなんでもいいのだ。そしてそのバリヤー、つまりじぶんの最後の防壁を、過剰に防衛しようというのが、異物との接触を徹底して回避しようとするいわゆる清潔シンドロームだったのではないか。
僕も他人との関わりの中で自分のアイデんティディを確立する。その理由は2つある。
まず、第一は、他人との関わりによって自分のアイデンディディが確立するからだ。例えば、野球でショートを守っていた場合サードしゅがお前は、守備はいんが広いから、「俺のカバー頼んだぞ」といわれた時、やる気になる。第二の理由は、他人との関係を持つことで自己同一性を確認で着なかったらたぶんふてくされていただろう。もし、先生にお前は、どうせだめなんだ、と思われていたら悪いことをして目立つだろう。確かに否定されるのもいいけど他人との関わりが大事。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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