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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の存在   あめす

 僕は自分の存在に突いて真剣に考えたことはない。と言うより真剣に考えようと思ったことはない。なぜなら僕は、明るいタイプなので授業中はよく手をあげて発表したりするので、存在はあると思っているからだ。そこでよく考えることにする。
 自分の存在をアピールすることは結構大切なことだと思う。第一の理由に、この地球上に自分がいないように感じるからだ。人間というのは、人としゃべることによって、自分の存在をアピールしていると思う。学校ではこれからはじまる。
「おはよう」
たったその一言が、自分の存在をみんなにわかってもらえるのである。そして授業中は、手を挙げて発表したときに存在がわかってもらえる。僕の学校の社会の先生は
「手を挙げたとき当たらなくても、手を挙げたときに『ハイ』だけでもよいから一回の授業で声を出しなさい」
と言っておられた。僕は考えてみて、それはきっと自分の存在をアピールする為かなと思
う。
第二の理由に、と言いたいところだが、僕は存在をアピールする理由は一つしか見つからない。でも僕は、自分をアピールする方法を一つだとは思っていない。自分で作詞してみたり、作曲して見たり、絵画などをして自分を表現して存在をアピールすることも素晴らしいことだと思う。もし自分がこの世にいなかったらまあ特に変わったことはないと思う。変わるのはクラスの生徒数と学校の全校生徒数くらいかな。(笑)
自分の存在をアピールするというのは、人生の中で一番大切なことだと思う。入社試験などでも自分は、こんなことができる人間ですよと存在をアピールしているのである。自分の存在をアピールするということは、同時に自分の存在を確認していることにもなる。

   講評   mika


「自分が今、ここに存在している」という実感は、私たちに生きる元気を与えてくれると先生は思います。明るく気さくな雅貴くんは、学校でも、きっと人気者でしょう。でも、もしも「冗談に相手が何も反応しなかったら」「声をかけても返事がなかったら…」と考えてみると、とてもさみしいですね。また、そう考えると自分の存在を他者によって確認しているという意味も、なんとなくわかってきそうです。人と人とのかかわりというのは、とても大切です。
さて、雅貴くんが気付いたように、自分をアピールする手段というのは、たくさんあります。十人十色、どんなものでも良いから「これが得意」といえることがあると、大きな自信につながるでしょう。また、これによって自分の存在も、実感できますね。
がんばってアピールすることで、自分を認めてもらうのも大切ですが、そのアピールに見合うような、中身のある人間になることも大切です。だから雅貴くんもこの調子で、これからもたくさんのことを吸収していってくださいね。自分のことを好きになって、自分のことをいっぱい応援できる、そんな人でいましょう。
(余談(^o^)「素晴らしきかな人生」という名作映画、知ってる? 自分の存在が、どれだけ世界に影響を与えているのか気付きます。)

●(^^ゞ誤字に注意。「突いて→ついて」
●言い回しのヒント(語句のつけたし)。「よく考える→(これを機に)よく考える」「この地球上に→(もしそうでないと)この地球上に」

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