創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世界じゅう、どこに行っても(感)   いよま

世界じゅう、どこに行っても(感)
ayaaya
世界じゅうどこに行っても、日本人は「日本」のカプセルを強く持って動き回る。日本人がハワイに行った時、日本人のために企画してくれた「ホノルル市民の家庭訪問」に参加した日本人は、きわめて少なかった。もしこれがアメリカ人に日本の家庭訪問をしたとすれば、結果は正反対になっただろう。
この話を読んで、1番なっとくしたのはカプセルのことだ。私にも似た話がある。私が小学一年生になる時(入学式)のことだ。1年4組になった私は不安でいっぱいだった。〝前の保育園でいっしょだった友達はいるか〟とか、〝私の知っている友達はいるか〟など、私の心は不安でうめつくされていた。すみからすみまで教室を見ると、いた‼いた‼保育園でいっしょだった友達\(◎o◎)/1人、2人。2人だ。その時私は本当にうれしかった(笑)。多分、知っている友達がいたので、安心したのだろう。
また、ずっと前にはこんなことがあった。私が幼いころのことだ。いとこの家に行った時、いとこは大阪弁だったので、私は話が続かないので困った。たとえば、「ジャンケン」。私のところでは、「ジャンケン、ポン」なのに、いとこのところでは、「インジャン、ポイ」なのである。わたしがいとこに、「ジャンケン、しよっか。」と言うと、「うん。やろ、やろ。」と言ったのですると、二人とも言い方が違うので、ケンカになってしまうのだ。
人間というものは、おしなべて保守的な存在であって、自分にとってなじみのある世界から離れることを非常に嫌う習性がある。しかし、私は、日本人ははずかしがりやの人が多いらしいけど、文化的カプセルばかりを持ち歩いていては、ダメなのではないかと思う。

   講評   koni

 あやさん、九月二十一日は中秋の名月でしたが、お月見はしましたか? お団子はたくさん食べたかな?

 第一段落の三文抜書はとても上手にできましたね。三文抜書が上手にできるようになったので、次は要約に挑戦してみましょう。長文を二百字前後にまとめてください。三文抜書のときと同じように、長文を読むときに、心にピンときた部分に線を引きながら読みます。線をひいたところを中心にまとめます。解説集の内容のところをヒントにしてくださいね。
 あやさんは日本人は文化的カプセルを強く持っているという筆者の考えに同感したんだね。似た話が上手に書けたね。海外旅行をするときだけでなく、身近なところでも、カプセルを持ってしまうことはよくあるね。大阪ではじゃんけんをするとき、「インジャン、ポイ」というんだね。同じ日本でも地方によって方言や習慣の違いがあるんだね。どちらが正しくてどちらが間違いということはないから、むずかしいところだね。
 最後のまとめはあやさんの意見がしっかり書けたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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