創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   泣きっ面に蜂の出来事   にわとり

「やった!私、1番だ!」
7月に学校でプールがあった。50メートルタイムはかりたい人、と先生が言ったのでやってみようかなと思って手をあげたら身長とかテストの点とか色々競争している男子も手をあげた。
「負けねえぞ!」
そう言うと思っていた。でも負けねえ、と言われたらこっちも負けられないよ。
「よーい…ドン!」
泳ぎながらも負けられない、負けられない。とずっと考えていた。ターンをして最後の力(大ゲサ?)で泳いだらなんとその男子に勝った。
「すげぇじゃん!」
「はやいんだねぇ。私には絶対できないよ…」
と友達は言ってたけど疲れすぎてあまり聞いていなかった。
「今回は負けた。夏休みのプール(自由参加)で決着つけようぜ!」
「無理だよ。塾あるし日に焼けるし…」
去年は日焼けしすぎてしまって行けなくなったのでもうやるもんか、と思っていたけど今年はすごく行きたかった。(友達がいっぱいいたから?)
「新学期で決着つけようぜ。今度も負けないからな。」
プールが終わった後先生が
「夏休みのプール来てくれないかなぁ。」
と言ってきた。そりゃあ行きたいけど塾が…
「母さんに聞いてみます。今日プール行く人が集まるじゃないですか。私も出るんですか?」
「一応出てくれるかなあ。お母さんには先生が電話しておくから。」
どうせ無理だろう。家に帰ってすぐに
「今日先生が家に電話するって。プールのことで。」
電話されても行けないんだから無理だよ、と母さんは言った。
「やっぱり。」
ぽつり
 その日は電話がかかってこなかった。先生のうそつき!と心の中で叫んだ。
次の日学校へ行っても先生は何も言わなかったのでわすれているんだ、と思った。その日1日まるで風邪をひいたかのようにだるかった。昨日母さんにプールに行ってはだめ、といわれたから。
「元気ねぇなあ。どうしたんだよ。」
「塾と時間がかぶるからしょうがないんだけど…」
「…何が?」
「プール。でも行きてぇよ…。」
プールに行けなくて嫌な気分なのに更にその後転んで怪我をした。(怪我をしたことは関係ないけど。(笑))
 人間は嫌なことが重なるとすぐブルーな気分になる。「泣きっ面に蜂」ということわざはまさにこういうときに使うのだ、とわかった。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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