創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あちゃめちゃサッカー   一休さん

 
 一休さん 
 夏にぎらぎらしていた太陽がいまではてかてかしている。秋がやってきたのだ。食欲の秋、また読書の秋でもあり、芸術の秋でもある。こんな気候の中で僕は「遊び」というより、「スポーツ」とでもいうべきだろう。スポーツの中の「サッカー」が最近面白いと感じてきた。数ヶ月前では、「サッカーはきらいだ。野球のほうが百倍面白い。」
と思っていた。なぜ、いきなりサッカーを好んだのか。それはみんながサッカーをやりはじめて、僕が「時代遅れの人間」となってしまったのだ。それでぼくはなんとなく、さみしくなったのでみんなと同じくサッカーの遊びにはまったのだ。
 え、どうしてそんなに好きになったのかって? それは通常のサッカーとはルールがちがって、遊びのサッカーのルールは変わっている、コートがないのだ。それはどういう意味だというと、スローインがないのである。つまり、ここからでるとダメだよという「線」がないのである。もうひとつ変わっていることがある。それは、このサッカーフィールドには壁がある。その壁にボールをぶつけてゴールに入れてもいいのである。この遊びのサッカーのルールは、あちゃめちゃだと言っていいだろう。
 ついこの間サッカーをやっていて初めてゴールを決めた。しかしこれは奇跡と言ってもいいだろう。まるでピンポン玉みたいにゴールしたのだ。まずA君からパスが僕に来た。しかし僕はボールを取り損ねた。そして相手のZ君にボールが廻った。この子はとてもサッカーがうまい。どんどんドリブルをしてあっという間にゴール前に来た。しかし体が大きいNくんがさっとボールを取って僕にパスをした。僕は慎重にボールを取ってゴールに向かってシュートした。しかし大きく右にずれてしまった。しかしそばにいた六年生にぶつかり、壁に当たってゴールした。これもこれであちゃめちゃである。
 前は「おにごっこ」という遊びをしていた。まあこの遊びは創意工夫がなくなにが面白かったのか忘れてしまった。
 今ぼくは五年生だ。五年生は「勉強」が大切であると思っていた。しかし遊びもなにか学べるものがあるのだ。しかしこれだけは断言できる。遊びは友達との信頼関係を深めるものである。

   講評   nane

 「ぎらぎら」→「てかてか」か。なるほどねえ、季節がよくわかる。(笑)
 サッカーと言っても、自分たちでルールを決め直した新しいサッカー的スポーツをしているんだね。さすが5年生。低中学年のころは、ルールどおりにやることにこだわる人が多いけど、高学年になると自分たちでルールを決められるようになる。こういうところに、みんなの成長のあとが見える。
 一休さんも書いているように、こういう遊びを通して、勉強とはまた違うものを学んでいくんだろうね。
 構成がよくできている。
 これから、結びの感想の部分を次第に長く書いていけるようにがんばろう。
▲時代後れ

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