国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勝敗は大切か?   ルパン

勝敗が大切か? 
 スポーツにおいて勝か負けるかというのは、重要な要素である。誰でも負ければ悔しいし、2位よりも1位の方がいいに決まっている。しかし、それが本当に大事なのだろうか。私は、勝敗よりも試合なら試合に向かって頑張った課程が大切だと思う。
 私は小学校の時、バスケをやっていた。地区でも優秀なほうで、優勝経験も何度かあった。そんな優秀なミニバスチームも、一度だけライバルだったチームに敗北感を覚えたことがあった。地区大会決勝で、ライバルチームとあたった。予想どうりの結果に、会場は色めきたった。結果は、143対140で危うく勝った。でも、ライバルチームはとても嬉しそうだった。キャプテンに理由を聞くと、「確かに私たちは、2位だった。でも、みんなすごく頑張ったから満足。あなたたちは、才能のあるプレイヤーがたくさんいるから、ろくに練習してないけど、私たちはあなたたちを危ういところまで追いつめたから。練習から団結できた。結果も大切だけど、私たちにとって大切なのは、どこまでやれるかだから。次は必ず勝つよ!」 キャプテンはさわやかにそう言うとチームのところに帰った。勝ったのは私たちの方なのに、なぜか相手の方が勝ったように感じられた。それから、チームが猛練習したのは言うまでもない。
 この様に、勝敗が大切だとは限らないのだ。勝ち負けは、やる気を出すために必要な『目標』であって『すべて』ではない。最初からゲームを楽しむつもりでスポーツをすれば、自然と結果は気にならない。ミニバスを通して大切なことを学ぶことができた。ライバルに感謝!!
      *私もキャプテンだった!(全国は面倒くさいから皆嫌がった。)

   講評   nara


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