低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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勝ち負け ルフィ
勝ち負けとは、喜びと悲しみが表裏一体になって出来るものである。それは、勝つものがいれば負けるものもいるということである。トーナメントとなると、何百ものチームがあったとしても全勝できるのはたった一つのチームである。そのためか、よく勝ち負けは気にするなという言葉を聞くがこれもどうかと思われる。おもいっきりストレートに受け取れば負けてもよいということである。勝ち負けを気にするべきか、それとも気楽に挑むか。どちらがよいのか検討してみたいとおもう。
まず、勝ち負けをきにするほうがよいということについて話を見てみよう。第一に、すばらしい勝負が生まれるということがあげられるとおもう。やはりやる気のある人同士と、ない人同士ではある人のほうが勝負は白熱するだろうし見ていても気持ちのいいものとなるだろう。第二に、自己ベストが出せてあとですっきりすると思う。適当にやって適当な記録しか出ずに悔やむよりは、しっかりやり自己ベストを出して負けを悔しがる方がすっきりするし次に繋がるはずだ。これらが、勝ち負けは気にしたほうがいいという点だ。
しかし、あまり気にすぎるとよくないこともおこる。例えば、ある人が長距離走であと数mの所で抜かされて表彰台に上がれなかったとしよう。すると、もしかしたらその人はそのことを悔やみつづけて練習にも精が出なくなるのかもしれない。そうなるともうつぎの大会では表彰台一歩手前どころか最下位まで落ち込んでしまうかもしれない。もちろん逆のパターンもあるが、これではよくない。それならば、勝ち負けにこだわらず自分がもてる力を出したのだと重い、次の大会へ向けて準備を進めた方がよいのではないか。
確かにどちらにもよい点はある。しかし、大事なことは満足するということなのではないか。勝って満足する。負けてもベストが出たということで満足する。「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という言葉のように、人生に価値をもたせることが大切なのではないか。そうすることによって、初めてその勝負に意味が生まれるものだと信じている。
講評 tune
とても論理的、かつ素晴らしい結論の作文だね!「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という名言も、とても説得力があるよ。一つ残念なのは、体験実例が、抜けているところかな。10月からの評価の対象に体験実例は入っていないのだけど、臨場感を出すためには 欠かせないので、是非いれてみて!ルフィ君は、バスケットをやっているんだよね?是非、その時の熱い気持ち、悔しい気持ちを実例として、ぶつけてみてください!
★たとえをいれてみよう。(まるで〜よう)→例:試合に勝ったボクは、まるで王者のように誇らしげだ。★今回のたとえ話もとてもよく出来ていると思いますが、項目表どおり、昔話の実例、長文集の実例も使ってみましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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