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　　　共存共栄　　　はるる

　森のすべての生命がそれぞれの役割をにないながら、ともに一つの生命のシンフォニーを奏でている。私も自然の中の一員として生きていきたい。
　　その方法として、もっと他の者のことを考えることだ。人間は、身勝手な生き物だ。自分の都合で、すぐ他者を虐げてしまう。そういうところが今日の自然破壊の原因だ。この地球に生きている者は人間だけではない。逆に、人間は自然に生かされているのだ。そのことをけっして忘れてはいけない。私利私欲に走ることは己の破滅を意味する。
　いくら人間が、自分は地球に生きる者の中で、一番賢く強いものだと思っていても、結局は自然には勝てない。人間が自然に勝ってしまう時とは、同時に人類が絶滅する時だと私は思う。「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのではあってはならない。」という言葉もあるように、人間による自然破壊が深刻化してきた今、自然と人間との係わり合いを見直してみることが必要だ。

　　　講評　　　sugi

　目標の字数まで、上手に削ってまとめることができたね。
　始めの文は要約のなごりで、やや唐突な感じがするのが惜しいところ。「自然の中では、すべての生命がそれぞれの役割を…」のように、少し言葉を変えてみるだけで十分。
　タイトルも、よく考えているね。