創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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文章題 いたゆ
今日は文章題について書きます。
文章題にもいろいろありますが、きょうは、ぼくのすきな集合算と、仕事算について教えます。
最初は集合算です、集合算はベン図を使えば簡単です。
例えば、42人のクラスで、算数のテストを行いました。
もんだいは2だいあって、1番のできた人は29人、2番のできた人は24人、療法ともできた人は15人でした両方ともできなかった人は何人?という問題で、1・2の問題ができた人をたして、両方ともできた人を引けば答えが出ます。
最後は仕事算です、仕事算の問題は、A君は、壁にペンキを塗るのに6日かかり、B君は12日かかります。2人でいっしょに塗ると何日かかりますか?という問題で、A君は6分の1、B君は12分の1と考えればいいのです。
後はたせばいいのです。これでおしまいにします。
講評 nara
文章題が苦手な人は多いよ。なぜかというと、文章で書かれていることが、よくわからないから。計算そのものはむずかしくなくても、文章で書かれていることをりかいできないと、計算式がたてられないからね。そういう意味では、国語と算数は、関係が深いのだとも言えそうだ。
集合の問題は、クイズみたいだね。さとし君の説明を、数式で書くとどうなるかな。それを入れておいてもよかったね。この問題をとくときには、
●1番しかできなかった人は 29−15=14
●2番しかできなかった人は 24−15= 9
というのが、問題からみちびきだせるかどうかが大切だ。これを数式で表すと
●2問ともできなかった人
=42(全体)−14(1番だけできた)−9(2番だけできた)−15(両方できた)
=4人
となるね。同じように、仕事算も数式を入れて説明してみよう。そうすると、この作文が、算数の参考書(さんこうしょ)になるぞ!
【題材】のポイントは「たとえ」と「前の話・聞いた話・調べた話」だ。どちらか1つでいいから入れてごらん。
【主題】のキーワードは「思う」だ。さとし君が思ったこと・考えたことをたくさん作文に入れようね。
「療法ともできた」→「両方ともできた」
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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