国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   忘れましたはみんなちがう!   PINPA


 「忘れました。」この言葉を言うとき、知らない間にわたしたちの声は小さくなったり、不明確になったりしやすい。一般に、「ください。」とか「おねがいたします。」とかいう以来の言葉や「すみません。」とか「ゆるしてください。」とかいうようなわびのことばも、言いにくいものである。
 「あっ忘れてた!」
私の場合「忘れてた。」と言う場合が必ずしも恥ずかしがり屋のぼうやのように小さくはならない。この「忘れてた。」という言葉は何かによって言い方や声の大きさは変わってくると思う。
 「あっ忘れてたー。」
この言葉はみんなも一生に1度はきっと必ず使ったことがあるだろう。それでは、みんなに質問!これを言うときはみんなはどんな人に言いますか?家族ですか?友達ですか?先生ですか?私の場合は家族か友達です。家族と友達はとても親しみがある。しかし、先生 は家族と比べると知らないことがたくさんありすぎる。それに、友達なら学校のことが話せる。だから家族と友達は親しみがあるのだ。
 それにくらべて、先生は家族と比べて血がどこもつながってない。それに、友達のように遊んだりできない。
 だから、その時によって意味は同じ「忘れました。」の言い方も少しずつ変わってくるのだ。親しみがある家族や友達は敬語ではない親しみが分かるような言い方だ。しかし、あまり知らない目上の先生には敬語を使う。
 家族や友達の場合はこうだ。
「あかね。(私)持って来た?」
「あっ忘れてた!ごめん。明日持って来る。」
 今度は先生の場合だ。
「先生。算数のプリント忘れました。」
「明日朝市に持って来い。」
「はい。ごめんなさい。」 
こんな感じだ。明らかに違う。友達や家族の場合は笑ってあやまるが、先生の場合は笑わないように引き締まりながらしゃべる。
 「なんで、忘れたんやー。」
これは、やるのを忘れた子が宿題の丸付けをする授業の時に忘れたことを言ったので怒られる言い方だ。先生は宿題を忘れても授業の時に忘れたことを知らされるより朝市に忘れたことを報告する方が怒りが和らぐ。
 それでは、まず朝市に教員室に自分から言った時の場合。
「先生。今日の算数プリント忘れました。」
「プリントはあるか?」
「ありません。」
「明日朝市でここに私にきなさい。」
こんな言い方こわくもかゆくもない。もし、プリントがあるか聞かれたときにあると答えれば今日中と言う。
 次は、火山が爆発して鬼が出てきたようにこわい先生の怒り方だ。
「はい。では、今から昨日に宿題を丸付けする。」
「せ・ん・・・せっい。宿題忘れました。」
「プリントはあるか?」
「家。」
「連絡帳見せなさい。」
ペラペラ。ペラペラ。
「書いてないやんかー。バシッ。」
と言って連絡帳で一発たたく。私はたたかれたことがないが実に痛そうだ。しかし、忘れるのはたいてい男子なのであまり痛そうな顔はしない。しかし、きっと心の中ではいたいと言っているのかも。本当はどうなんだろう。この時プリントがあると言ったら一発食わないで今日中と言われる。
 この文章は合っているところもあるが間違っているところも多々ある。なぜなら、
「忘れました。」
と言う言葉はこの文章では必ず声が小さくなると書いてあるが実はそうではない小さくなるのは忘れましたと言う相手やその時の状況などが1番関係してると言うことが分かった。ところで、今日って宿題あったけ?

   講評   mako

 同じ言葉でも、相手やその時の状況によって話し方が変わるということに気がついたのね。確かにそうね(^^)とっても具体的な先生とのやりとりが書いてあるところがいい。わかりやすい。
 PINPAちゃんは、今まで言いにくくて困ったことってあまりなかったのかな?何か頼まれても、もしできないことだったらきちんとおことわりすればいいことだし、人に謝らねばならないような失敗をしなければ、問題ないものね。でも、そんな完全な人って世の中に誰もいないと思う。PINPAちゃんがあまり困ったことがないとしたら、それは言いにくいようなことが起こっても、きちんと言える勇気を持っているからなんだろうと思う。
 でも、「連絡帳を出しなさい」と言われるまで、宿題を忘れていたことに気づかなかったらどうしようもないけれどね^^;

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