国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
「笑う門には福が来る」 いうや
「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。自分から運を寄せつけないでおいて、「私は運が悪い」と投げている人は多い。いつも暗い顔をしていれば運も逃げていく。日常生活のこまごました事をいい加減にしておいて大きな幸運を望んでも無理である。毎日のささいな生活上の連続が大きな幸運や不運を運んでくる。
ぼくも、物事をていねいに努力してよかったなぁと、思ったことがある。それは学校の図工の時間に、空いたペットボトルや、使用済みの道具や機械などを使って「エコロジー生物」を作った。材料は、ペットボトルと、大きいねじと、空いたティッシュ箱と、ダンボールと、卵パックと、スポンジと、針金だ。そして名前は「オゾン再生小型機一号」。それは、オゾン層を作る小さい機械だ。オゾン層を作る材料は、窒素と海水で、燃料は、サラダ油。窒素、海水、サラダ油を、各自あるところに、ある量だけ入れると、動く。基地からオゾン層の破壊されたところを見つけ出し、そこえ、時速三百五十キロ(約、新幹線ののぞみの速さ)で飛ぶ。と、いうようなものを作った。ていねいに努力した結果、よくできて自分でもビックリした。友だちや、ぼくの母や、兄弟に、
「おっ。これ上手。こんな難しいのよくできたね。」
と、ほめられた。ほめられたせいかこの「オゾン再生小型機一号」は、まるで燃料を入れたら動き出しそうだった。
人知れず苦労をしていない人は、すぐに物事を、幸運とか不運とかでかたづけてしまう。しかし幸運と見えても、うまくことを運ぶには、かげでそれなりの長い長い努力や、苦労がいる。人間にとって幸運とは、努力しないと寄ってこない。ぼくはこれからも何事にも努力したい。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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