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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   運は半分   たこ焼き


 「ジャーンケーンポン!」
じゃんけんすると、運が悪くて負ける。私って運悪いなあ、と思う。けれど、本当は運が悪いのではないかもしれない。単にそれは、私の思いこみかもしれない。昔のことを思い出してみると、2年生ぐらいのときに「黒板係」というのがあって、どうしても1番やりたくて、一人燃えていたときがあった覚えがある。今思うと変なのー、と思ったがそれなりに2年生だなあと思った。
 私は運が悪い。いや、私は運が悪くない。私は運が悪いと思う人もいるが、それはたまに悪いだけだろう。いつも毎回毎回運が悪いと言う人はいないはずだ。
 運は関係なし!。私はそう思う。その人の努力した姿が良い結果をもてなすのだろう。私は、特にそのような人で、努力したり協力しないと、良い結果は決してでない。また、一生懸命努力したり協力したり手伝うと、あとになって必ず良いことが帰ってくるのだ。
よく、このことを小さいころは、私ってラッキーと思っていたものだ。
 幸運を手にできない人はどのような人なのか。私は、この頃幸運をたくさん手にしている。こんなに私だけ手にしていいのかなあ、と思ってしまうが、これも日頃の行い〜と言って終わりにしている。年に何回が宝くじがある。今も、宝くじの季節だ。サマージャンボやドリームジャンボ(?)などいろいろと季節に合わせたりして行われるものもある。私のお父さんもちょこちょこ買っているが、ほとんど当たらない。たくさん買っても、いつも100円のような気がする。(笑)これは、日頃から積み重ねている人が当たるのだろうか?日頃の積み重ねはズバリ、大切なんだなあと思った。
 「ちりも積もれば山となる」ということわざがある。ちょくちょく少しずつためていけば、最後には山のようにあると言う意味がある。また、「ねていると福を人有り」ということわざもあり、いつもにこにこ、明るく、礼儀正しい人の周りはいつもいろんな人が集まってくるということだ。つまり、一言でいうと人気者だ。にくたらしくて、文句ばかり言って、クラスに協力したりしないひとのとっころには、人のこなければ宝くじの大物もやってこない。にこにこ、明るく、礼儀正しく。これから、この言葉をキーワードに、生活していきたいと思う。

   講評   nara

 たこ焼きさんの最近の幸運は、日頃の積み重ね! こう言い切れるところはすがすがしさを感じるなぁ。基本的に、たこ焼きさんは「運は関係なし」と考えるわけだね。それなのに「幸運」という言葉を使うということは、厳密に言うと矛盾していない? ここは、たこ焼きさんの文章力でぜひうまく説明しておきたいところだ。
 「幸運か不運か」これは、もしかしたら第三者的な見方かもしれないね。例えば、例のインタビューで考えてみよう。「わあ、いいなぁ。そういう機会に恵まれて幸運だね。」と記事を読んだ人は思うかもしれない。しかし、たこ焼きさんなりに、こういう機会を手にするために、何か行動をしていたのであれば、それはたまたまの幸運ではないということになるでしょ。宝くじもそうかもね。当たった人をうらやむ人は多いけれど、そういう人に限って宝くじは買わないタイプ。「宝くじに当たりたければ、宝くじを買え。」何を当たり前なことを……という感じだけれど、ここにポイントがあるのだなぁ。
 たこ焼きさんにしてはめずらしく、キーワードを落としていたね。【題材】のキーワード「前・聞・調」はお父さんの宝くじの話に使えそう。【主題】のキーワード「人間」は、ぜひまとめの段落に使いたいね。「人間にとって運とは……」という形でまとめてみて。
 これまた、たこ焼きさんにとってはめずらしいことだけれど、入力ミスも目立ったなぁ。「良いことが帰ってくる」「ひとのとっころ」「人のこなければ」などね。

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