低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
勝ち負け A.L
卓球にはカットマンという人達がいる。カットマンは、相手が打ち込んできたボールを台から離れて打ち返し、そのうち相手がミスするのを待つ、という戦い方だ。また、卓球のラバーには粒高というのがあって、長さ2ミリ前後の細長い棒状のものが無数についている。これは、相手の回転を利用して打ち返すというものだ。打ち返したボールは、不規則な動き方をするため、とても打ちにくい。こちらもカットマンと同じく、相手のミスを誘うという戦い方だ。この二つの戦法は、勝ち負けというものがなかったら、存在しなかっただろう。誰でも打ち込まれるより、打ち込むほうがおもしろいからだ。しかし、時にはカットマンや粒高の選手でも打ち込むが、僕の学校のカットマンは絶好のボールを打ち込んでいつもはずしている。ミスを誘うはずのカットマンが、逆に誘われているのだ。
勝ち負けがあるのもいいし、勝ち負けでなく参加することに意義があるというのも一理ある。しかし、一番大事なことはスポーツをして楽しみ体力をつけ、精神的に成長するということである。
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |