創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   地図は完成させるべきだ   ほり内

 私は「ネオアトラス」というゲームをしたことがある。そのゲームは大航海時代で世界地図を作るというゲームで、何かを発見すると、その調査を提督に依頼し、隅々まで世界のなぞを解き明かすものなのだ。例えば、噂を信じるか信じないかでアトランティス大陸を発見できたりする。つまり人の話だけで捕らえるだけではなく、実際に探査しなければならない。
 私はこのように物事を表面的に捕らえず、その背後にある事実を考えて生きたい。
 そのための方法は第一に、表面だけ見てすぐに判断せずに落ち着いて考えることだ。私は、これはとても肝に銘じておくべきだと思っている。私はいつも考えている途中なのに話して位いたりする。いわゆるおっちょこちょいだ。いつも後になって落ち着いて考えるととてもいい考えが出てくるのだ。しかし、それでは遅いということはとても分かっている。ちゃんと全てのことに関して落ち着いて考えて取り組んでいくべきだ。
 また、テレビなどのマスコミが現象的に起こったこと追うのではなく、その背景を報道する必要がある。これは新聞は例外である。新聞は物事の「こんなことまで調べなくてもいいだろ!」と突っ込みたくなるような(笑)子とまで詳しく書いてある。テレビはリアルタイムで放送しているためなかなか詳しくは放送は出来ない。しかし、出来るだけがんばるべきだと思う。
 確かに事実を考える前に物事の実際の姿を見るのも大切だ。しかし「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない」という名言のように事実をちゃんと見極めないとよくない。

   講評   jun

 第一段落は、実体験をもとに本題へとうまく導入しています。ゲームという親しみやすい話題から入っているところもいいですよ。題名もここからとったのね。
 物事を表面的にとらえるのではなく、その内側にあるものまでをも見極めようとすることは大切なことですね。そのための方法を二つ考えることができました。
 ほり内君は、じっくり考えるタイプだと思っていましたが、おっちょこちょいだとは意外です(笑)。でも、自分の弱点を認識し、これからどうしていくべきかをしっかり考えているところが立派。
 また、マスコミについての意見は確かにそのとおりですが、報道する側だけではなく、報道を受ける側の姿勢も問われるでしょう。少ない情報からも、多すぎる情報からも冷静に事実を見極めようとすることが大事ですね。
 結びは、ぴったりの名言を引用してまとめることができました。ただ、「事実をちゃんと見極めないとよくない。」という部分はもう少しすっきりとした表現を工夫してみましょう。

                        

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