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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間が見つめ直すべき事   ルル

 柿と言えば、少し柔らかくて、瑞々しいモノを私は想像するが、中には少し固い方が・・・・・と言う人も居るだろう。
 昔はよく、近所の子供が柿の木に男の子が登って柿を取ったりと、柿木に対する思い出のエピソードが沢山あるだろう・・・。しかし今は、柿の木自体が少なくなってしまっている。その理由は人間である。人間によって、山が切り崩され、それと共に柿の木も切り倒されてしまったわけだ。この人間による行動で被害にあい、そして、自分の住処や食べ物を奪われてしまった生き物がたくさん居る・・・。
その例えとするならば、カラスだ・・・。カラスはもともと木の実や柿などを食べて生活していた。言うならばカラスは柿に助けられていたと言うことになるだろう・・・。そして柿もまたカラスにタネを運んでもらっていたのだろう・・・。しかしそこに人間が入り込みこのバランスのとれた中を崩してしまったのだ・・・。
 このように食物を奪われたカラスはやがて人間たちのごみをあさるようになったのだ。
 つまり人間がカラスを悪い鳥に仕立て上げてしまったのだ。
 人間たちはいつの間にか・・・のことが多すぎるこれは人間が見つめなおすべき問題なのだ。

   講評   nara

 今日もカラスがあちこちのゴミを散らしていた……。ルルさんが書いたとおり、人間がカラスを悪い鳥に仕立て上げたのだね。「カ〜ラ〜ス〜、なぜ鳴くの〜」という歌があるということは、以前はそれほど人間と敵対していたわけではないということの証拠にもなりそうね。
「いつの間にか」の話はいいところに目をつけた。自然破壊について考えると、いつの間にか崩れてしまったバランスを、元に戻すのにどれだけの時間がかかるのか。いや、元には戻せないかもしれない。無意識のうちに、いつの間にか……が進んでいくと、大きな問題になってしまうのだね。この点は、他のテーマでも使えそう。
 【主題】のキーワード「人間」は、うまく組み入れられるようになったね。【題材】のキーワード「前・聞・調」もぜひ入れてみよう。 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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