低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日3330 今日411 合計6307
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   病院に行った事   いたて

 私は、去年の今ごろ、二、三ヶ月ほど、じんえんで入院していました。私が病院で、どんなめにあったかというと、はじめは個室で、採血は、一週間に、二回もやっていました。採血は、はじめのうちは、痛かったけれど、何週間かすると、もう、採血も、なれてしまいました。
 それから、何日かすると、
「大部屋に、うつろうね。」と、看護婦さんに、言われました。私は、個室の外に出たことがないので、少し、ドキドキしました。
 大部屋にうつってから、すぐに、「友美(ともみ)ちゃん」と、言う友達が、できました。友美ちゃんは、中学二年生でした。でも、すぐに仲良くなれました。
 それから、また、けっこうたってから、文音(あやね)ちゃんという友達ができました。文音ちゃんは、小学五年生で、私と気があって、仲がよかったです。私は、ゲームが好きで、シール交換が好きです。そして、文音ちゃんも、ゲームが好きで、シール交換が好きでした。私は、毎日文音ちゃんと遊びました。けれども、文音ちゃんは、私より、早く退院してしまいました。
 私は、それから、しばらくたってから、私は、退院しました。それから、私は、ずっと、文音ちゃんと文通していました。けれども、文音ちゃんは、また、再入院してしまいました。私は、再入院しないように、気をつけたいなぁと思いました。

   講評   yue

理沙さん、こんにちは。今回の作文は、理沙さんにしか書くことのできない内容ですね。「入院」という大きな、苦しいできごとを、理沙さんらしいしっかりした文章であらわしているところに感心しました。入院という経験(けいけん)から1年すぎて、理沙さんにもそのときのことを思い出として文章にできる心の余裕(よゆう)ができたのかもしれませんね。いい文章を読ませてくれて、ほんとうにありがとう。

☆最初の段落で、「病院で、どんなめにあったかというと」と書いてありますね。「どんなめ」という書き方が、理沙さんが採血をいやだと思っていた気持ちをとてもよくあらわしていますね。この段落では、ぜひ、「入院生活をしていてつまらなかったこと、いやだったこと」について書いて、理沙さんのそのときの気持ちも少しくわしく、書いてみてほしいと思います。そうすると、あとで出てくる、入院していたときのお友達のことが、より生き生きとしてくると思います。
☆いっしょに入院していたお友達の「文香ちゃん」と「友美ちゃん」は、理沙さんにとって、とても大事な人たちなのでしょうね。同じように病気で入院していたとき、理沙さんが友達と、どんな話をしたのか、その内容もぜひ、書いてみてくださいね。
☆文香ちゃんがまた、入院してしまって、ざんねんですね。理沙さんは、文香ちゃんにどんな言葉をかけてあげたのでしょうか?理沙さんには、文香ちゃんの気持ちがきっとよくわかるのでしょうね。文香ちゃんが、早くよくなって退院してくるといいですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)