国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大きくなるにつれて読む本が変わる!   ひつじ

 学問がだんだん進歩して、人間のありさまについても、自然のありさまについても、観察や思想が積み重なれば重なるほど、たくさんの本を読むことが必要になってくる。孫悟空のように、雲に乗って空を飛びまわったり、耳の毛を何本かぬいて、ふっとふけば、それがみな自分と同じさるの形になって、そのへんを走りまわるというようなことは、空想の世界にはないことがらである。韋編というのは、皮のひもという意味であって、当時の書物は、竹の札を一枚ずつ横に並べ、札と礼とを皮のひもでくくりあわせてあったが、そりひもが三度も絶ち切れるほど、易の書物を、孔子はくり返しくり返し読んだというのである。
 私にも、似た話がある。今、はまっている本はハリーポッターの第四巻の炎のゴブレット。ハリーポッターの本は、だいたい全部で五百五十ページある。ハリーポッターの本の厚さを見た時、まるで大学生の教科書みたいと思った。大学生の教科書はだいたい四センチくらいあるから大学生の教科書のように思った。
 前の話で、私はちいさい頃、寝る前に、おしゃれなおたまじゃくしという本を読んでもらった。しかし、横になって聞いていると半分も読んでもらってないうちに寝てしまうことがあった。
その本は、ウサギがおたまじゃくしの洋服を作ってくれる話で、おたまじゃくしの作り方が本にのってないので最初、ウサギは不安だった。けれど、なんとなくイメージが頭に浮かんできた。それで、おたまじゃくしに着てみせたら足がはえていて足のでるところがなかった。ウサギは作りなおして足のでるところを作った。そして、またおたまじゃくしに着てみせたら今度は手がはえていた。また作りなおした。また今度は、しっぽの出るところの場所がなかった。こういうウサギが大変なことを何度もするという話。
 ちいさい頃と大きくなった頃の本を読むものは変わっていくということが分かった。
今度、本を買うときはもっと難しい本を買おうかなと思っている。

   講評   jun


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