創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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早起きは三文の徳 かず
私は前から父に、
「朝早くを来て、ランニングするか。」
と言われる。私は、
「うん、やろう!!」
と気合いの入った声で言う。そして寝る前母に、
「じゃあ、明日6時に起こして。」
と言い、ぐっすり寝てしまう。朝になって母が、
「ほら、学校遅れるよ!!」
と言われる。私は、「今日も起きれなかったか。」と思いながら、重い足をひきずりながらゆっくりゆっくり顔を洗いに行く。しかし、そんな私にも早起きのチャンスが来た。それは9月の半ば頃だった。父が、
「明日ランニングやるか。」
と言われた。私は、
「別にいいけれど。」
と、どうせ起きられないとわかっているように言った。朝、母が、
「ほらー、ランニング行くんでしょ。」
と言われた。私は、「もうランニングいけないんでしょ。」と思いながら、目を開けてみた。そしたらテレビが付いていて、時間が書いてあった。な、なんと・・・6時5〜6分だった。私はなんだか凄く気持ちが良かった。次に母は弟を起こそうとした。だが弟は布団にしがみついたりして、だいたい5分くらいの戦いをしていた。私はすぐに着替えてから外に出た。外はキンモクセイの香りがしてとてもいいに臭いだった。私と父は元気だったが、弟は半分寝ているようだった。走っているときも、もちろん弟が最後だった。6時20分くらいに公園に着いた。公園には犬の散歩をしている人が数人いた。私と父と弟はまず公園を2周くらいして、サッカーを15分くらいした。弟はサッカーをしているときもあまりやる気がなさそうだった。帰るとき会社に行ったリする人や犬の散歩をする人が出てきた。結局、弟は帰るまでやる気がなかった。
家に帰ったら布団が片づけてあって、食事のしたくが出来ていた。私はお腹が凄くすいていてすぐにご飯を食べた。そのときのご飯はいつもよりもおいしく感じた。
ランニングしているとき、私は人があまりいなかったのでまるで別世界のようだった。早起きをするといろいろな利益があるということがわかった。私は、父が会社で前の日に疲れていると思うけれど、一緒にランニングしてくれて凄いと思う。今はやっていないので、またランニングをやりたいと思う。
講評 nara
「早起きは……」のことわざ、しっかり調べたね。これから、このようなことわざや名言も、どんどん作文に入れていこう。ことわざや名言は、長い間、多くの人に語り継がれていることだから、「なるほど!」と思うものも多い。作文に入れることで、説得力が出てくるからね。
人間の心はおもしろいもので、同じ早起きでも「さあ、行くぞ!」と思うとスパッと体が動くし、「イヤだなぁ。」と思っていると体が重くなる。だから、どんなにイヤでも「ぐっすり寝たぞ。さあ、動くぞ。」と暗示をかけるといいらしい。和君と弟は、まさにそのいい例だ。起きるときから「イヤダイヤダ。」と思っていた弟は、結局、そのままだったものね。この二人の対比がおもしろい。きっと、和君にはさわやかに感じられたキンモクセイの香りも、弟は気づかなかっただろうなぁ。
ことわざどおり、早起きでいろいろな利益が見つかったね。ここは、ぜひ、ていねいに説明しておこう。「早起きのいいところは、○つある。一つは……。そして、二つ目は……。「早起きは三文の徳」ということわざがあるが、確かにそのとおりだ。」こんなふうにまとめの文を作ってみるといいよ。
これから寒くなるけれど、早起きして、またお父さんと遊べるといいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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