創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
山里を訪ねてみよう たこ焼き
今、里山は見直されてきている。ニュースで紹介されたり、里山の大ブームが続いている。私の住んでいるのは、千葉市なので里山はなく、遊んだりはできないが、祖母の家の近くに里山がある。
昔、災害は【神の怒り】として、知られていた。山崩れも、神の怒り。それは、誰かが悪いことをしたからだ。水害も、誰かが悪いことをしたから神様がお怒りになった、という【神の怒り】だった。しかし、現在はその【神の怒り】を押さえつけている。水の反乱はダメ。といって、コンクリートの堤防を造り、人間自分たちが良ければそれで、良いということになっている。例えば、家の目の前に川があっても、コンクリートの堤防があったりすると、自由に降りて遊べない。また、祖母の家の前の用水は、母が小さなころはそこで泳いで遊んでいたそうだ。今は、ゴミが流れてきたりして、汚い用水だ。たまには、ウミヘビが泳いでいるという。(笑)人間は、地球上の生物で1番危険な生き物だ。(笑)なんでも、自由に制服してしまう。たとえ、ライオンやトラでも鉄砲があればなんでもできる。だだし、それは武器があるときだけだ。人間、武器がないとライオンやトラに勝てるわけがない。(笑)
人間と自然の関係はいったいどこへ、消えていってしまうのだろうか。現在は、マンションの家や一戸建てでもコンクリートの家が増えてきている。藁葺きの屋根なんてとんでもなく、めずらしい。地面は土ではなく、渋谷などほとんどコンクリートだし、畑なんてどんどん消えていっている。人間と自然の関係は、多分奥深くに眠ってしまいそうになっている。このまま、どんどん進化していくと、これらの関係は錆びついてしまうのではないか。(笑)
今、新聞で調べたことだが、高速道路に緑を増やすという運動が進められている。計画によると、高速道路の両側100メートルぐらいを、森林にして動物たちが自由に動けるようにするようだ。もちろん、どこかで向こう側には出入りできるそうだ。こうした運動をする人々がいて、とてもうれしい。このような運動を全国各地にどんどん広めていってほしい。
里山に今、冬が訪れている。もう、雪が降ったという里山もあるのではないか。だんだん、町はクリスマスのイルミネーションで明るくなるが、山里がどうだろう。だんだん、人がいなくなって暗くなる季節が訪れるのか。それとも、いつもどうり人々が遊びに来るのか。私は、今年まだ山里に遊びに行っていない。来年になるまで、山里に1回ぐらいは遊びに行こうと思っている。きっと、動物たちが言葉はわからないが、出迎えてくれるだろう。
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |