国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   白いドーナッツ   PINPA

 科学的態度とは、疑問を実験や調査によって解決しようとする態度である。人間たち誰もが身につけておく必要のある生活態度であるといえよう。
 「わー。すごーい!」
大きな箱の真ん中に丸をくりぬき煙を入れて横の面をたたくだけで丸いドーナッツのような物が出てきた。これを、空気砲という。テレビで見ているのにまるで実際にその場で見ているようだ。私はこの実験を見て『おもしろいな。やってみたいな。』と思った。
 私は、2ヶ月に1回の実験学校に行っている。私は4年生のときに、たまたま、テレビで見たあの空気砲をやった。私はこの実験が会ったことをとても喜んだ。だって『やりたいな』と思ったら本当に実験学校で経験することができたからだ。
 先生はあらかじめ私たちのダンボールより1回り大きい空気砲に煙を入れて、私たちの目の前でテレビで見た時と同じように横の面を強く
「ボン。」
と勢いよくたたいた。すると、
「ボワーーン。」
と屋根のほうにドーナッツのような煙が飛んでいった。まるで、「シャボン玉」の歌の歌詞のように屋根のほうに飛んでいった。
 そして、今度は私たち自身でこの空気砲を作ることになった。私たちは4人の班になってダンボールをきれいにカッターで丸をくり抜いた。私の班のダンボールは少しガタガタになってしまったがなかなかいい出来具合に切れた。そして、先生を呼んで煙をたっぷり入れてもらうことにした。
「先生—。煙—。」
そして、私たちは3人がかりで勢いよく『ボン。』とたたいた。すると、あの実験のようにボワーンとドーナッツが飛んだ。
 私は、この実験をテレビで見たことと自分でやってみることができた。しかし、やる内容は同じなのにテレビと経験では全然違うところがあるのだ。
 それは、テレビだとただ「すごいなー。」という気持ちだけで終わってしまう。しかし、自分でやってみるとこの実験についての原理が分かるのだ。この、実験だと箱の中にある空気が横から押されて穴から出て行くということだ。
 だから、自分で試すとよく分かるのだ。だから、実験=科学的態度はとても大事と言うことが分かった。

   講評   mako

 テレビで実験を見たときは、まるで手品のような感じだったのかもしれないね(^^)実際に自分でやってみるチャンスがくるなんて、とてもラッキー♪やってみてはじめて、どういうしくみでドーナッツができるのかがわかったんだね。PINPAちゃんのように「自分でやってみたい」と思う気持ちは大切だね(^^)v
 このお話にあるように、見るのと本当にやってみるのとではまったく違ったということのほかに、思っていたものと実際に見たものとではずいぶん違ったなんてこともよくあるよね(^^ゞ
 私は、本物のモナリザの絵を見たとき、あまりにも小さかったので、とってもびっくりしたことを覚えています^^;あんなに有名で立派な絵なんだから大きいに違いないと思いこんでいたんでしょうね……(^^ゞ

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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