国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いろいろな不思議と実験   ハッピー

 科学的態度などというと、たいへんむずかしいことのように思いがちである。自分の持っている知識で説明がつかないときにはその疑問とする点について、すぐ実験したり、調べたりしてみることである。科学を研究する者にとって必要な心がけであるばかりでなく、人間たちだれしもが身につけておく必要のある生活態度といえよう。
 「え、えぇぇぇぇ!?そうだったんだあ。」
私の周りには、意外な人がたくさんいる。その中の一人が今、私のクラスの担任の先生なのである。見た目は、番長みたいな怖そうな人に見える。だから、クラスがえの時、
「うわあ。怒ったらどうなることやら……。これなら、授業もおもしろくなさそう。」
と、かなり心配してしまったのだが、本心は、まったく違っていた。性格は、まるで小さい子どものようで、よく、みんなを笑わしている。だから、私のクラスでは、いつも笑いがたえないクラスなのである。しかし、その先生は、ユーモアがあるだけではなく、怒るとすごく怖いのだ。
「おまえっ!!!!」
と、先生が一言怒鳴っただけでクラス中がしーん…としずまってしまうし、単独で怒られると泣く人もいるくらいなのである。
 二年ぐらい前の事だが、空気と水の研究をしていたことがある。実験は、不思議なことがいっぱいで、それを自分の目で確かめるというものである。だから、そのころ私は、実験が好きだった。ある時、空気と水の研究で問題が出てきた。それは、
「水の入った水槽にコップをさかさにしていれ、そのコップの穴があいているほうを手でふさぎ、水槽から出すと、コップには、水は、入っているかどうか。」
という問題であった。私は、
「当然!水の中にいれるんだからコップには水が入ってるはずだよ!」
自信たっぷりで『コップの中に水は入っている』に〇をすると答えを待った。いよいよ実験開始。先生がコップをさかさにして水に入れ、出すと……なんと!水がコップに入っていない!
「えっ。うそお。そ、そんなバカな。」
その時は、もう動転しそうにビックリしてしまい、
「そっか。物って見たそのもので決めつけるちゃいけないんだね。」
と思った。
 私は、実験や調査がとても人間にとってかかせないものだということがわかった。もし、実験や調査がなかったら、人が
「はてな。」
と変に思ったりしても、解明されずに永遠が過ぎてしまうのだ。これでは、地球上には、知られないものばかりになってしまう。だから、いろいろな不思議を見つけて、実験をしていろいろな事を知っていきたいと思う。

   講評   jun


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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