創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2788 今日1225 合計13367
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   点数をつけることはよいか   クリリン

  点数をつけることはよいか
 現在の世の中は、点数で評価することが多い。この前、学校の成績表が返ってきた。この成績表には、点数しか書いていなかった。その成績表を見たとき、私はあじけないなぁと思った。だから私は点数をつけることはよいことではないと思う。
 第一の理由に、点数だけで人を判断してしまうからだ。例えば、成績表だ。小学校の時の成績表には教化の中でも、細かく分かれていて、◎・〇・△の3つで評価されていた。さらに、各教科を3段階で評価していた。また、日ごろの生活態度についても評価されていた。だから、どちらかと言うと、点数だけで判断されているような気がしなかった。しかし、中学校になってもらった成績表は、各教科ごとに10段階の数字がつくだけだった。これをみると、まさに点数で人を判断している気がしてならなかった。それに、何でこの数字なのかを細かく書いてくれないと、中間、期末の点数だけでつけているかもしれないと思ってしまう。だから、点数をつけることはよいとは思えない。
 第二の理由に、人にはそれぞれよいところがあるのだから、他者に点数をつけて判断される必要がない気がするからだ。例えば、人はみんな個性があってよい所がある。しかし、そこに気付かれずに、表面的な部分だけで、判断されてしまったら、その人のよいところが尊重されなくなってしまう。だから、あまりよく知らない人に判断されてしまうのは、許せないような気がする。だから、点数で判断するのはよくないような気がする。
 確かに、テストのときは点数がつかないと気合が入らない。しかし、点数をつけるだけがよいこととは限らないと思う。「家の批評ができるのは、建築家ではなくそこに住む人である。」という言葉があるように、点数で人を評価することはよくないことだと思う。だから、たった1回のテストの点数で人のよしあしは決まらないとわたしは思う。

   講評   koni


 第一段落では身近な実例を挙げることができましたね。書き出しの意見は「だから私は点数をつけることはよくないと思う。」とはっきり書くとなおいいでしょう。
 第二段落では第一の理由を書くことができました。「例えば」と具体的な実例を挙げたところが特にいいですね。大きくなると、過程より結果を重視しがちです。でも、一番大切なことは過程であり、それを認める環境だと思います。
 第三段落では第二の理由を書くことができましたね。ここでも「例えば」と具体例をあげることができました。データ実例を使うとしたら、入試とかねて21「大学・短大進学率」が使えそうですね。また。テストの点数ばかりが大切ではないというところから2「一ヶ月に読んだ本」も使えそうですよ。
 第四段落では反対意見の理解と名言の引用でまとめることができましたね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)