創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ドキッ!! かず
私は11月18日にいつものように明日の準備をしていた。私は、先生が「明日書写のノートわすれたら、パンチをくらわせる」と言っていたことを思い出して、あわてて書写ノートを入れた。しかし、書写の教科書がなかった。私は、「明日はこうしつなので教科書は持っていかなくていいか。」と思ったので、教科書は放っておいた。
次の日、ついに1時間目に書写の授業が始まった。私は書写が大の得意だ。私は引出しの中を見て、書写のノートを探した。いちばんうえに置いてあったので、すぐに出した。そしたら一番後ろに座っている友達がゆっくりゆっくり先生のところに歩いていっていた。先生は、
「まさか、わすれた?」
と言い、友達は、
「はい」
と恐る恐る言っていた。先生は友達を持ち上げて空中でグルグル回されていた。私は、「怖そうだなー」と思った。いきなりとなりの友達に、
「教科書は?」
と聞かれた。私はあわてて、
「使わないんじゃない?」
と言った。そして先生が来て書写のノートをこつこつとやり始めた。数十分後に後ろの友達が、
「すみませ−ん、教科書は必要なんですか?」
と言った。私は心臓がドキッとした。まるで誰かにおどかさえたときのようだった。先生が教科書を見ながら、
「あっ、はい、いります。」
と言った。私は、奈落の底に落ちたようだった。「もう正直に言うしかない」と思ったが、なかなか言えそうもなかった。私は教科書を使わないところをやっていった。それから教科書を使わないところが終わってしまった。私は、何もしていないのは不自然なので、何か探しているということでただ引き出しでゴソゴソやっていた。そしたらなんと、上から2番目のところに教科書があった。私はなんともいえないほど、ほっとした。
私は、慣れたからといってものごとを適当にやってはいけないということがわかった。備えあればうれいなしである。明日の準備などはちゃんと見直して良いと思ってからの方が良いということがわかった。
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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