創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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疑問と実験 ビーバー
二年前まで、僕の道具箱には、導線付きの豆電球が入っていた。夕食前で、おかずの匂いがぷんぷんしていた。その匂いをかいでいるうちに、弟が道具箱から豆電球を引っ張り出した。そして導線の先をコンセントの穴に差し込んでしまった。僕は止めようとしたが、弟の行動が速かったので、止め損ねた。
豆電球が雷のように失明するかと思うくらい光った。バチバチッと火花が散った。僕は一瞬、死ぬかと思った。生の導線ではなかったので、感電はしなかった。見るとフィラメントがちぎれていた。
これを見て、コンセントには蛍光灯を明るく光らせるくらい強い電気が流れていることが分かった。
二年生の時、水道を掃除していて、たわしが汚かったので、変えようと思った。しかし、全部汚かった。そこで、近くに落ちていた木の枝を使ってたわしについていた枯草やゴミを穿り出した。それで掃除したら、前よりずっときれいになった。翌日、その日の当番が驚いているのを見て、少し嬉しくなった。
「どうぶつ奇想天外」という番組で見たことの話だ。サルが爪の間に入ってしまった葉の果肉を抜くところを見ていた。すると近くの木の枝をもぎ取って果肉を取ろうとしたが、枝が柔らかくてうまくとれなかった。なるほど、サルもかしこいな、と思った。
僕は、疑問は解決してやっと終わる、ということが分かった。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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