創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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冬はとても寒すぎる リッチ
冬……というのは、とっても寒すぎる季せつです。朝、お母さんに
「起きなさい。朝よ。」
と言われても起きたくありません。ひんやりつめたい木のゆかに足をつけたくないからです。
「よく起きれるね……。お母さんは。」
と思います。でも、私の方が早く起きることもあります。でもやっぱりふとんの中にもぐっていたい……、ので、それを見るとまるで冬みんしているリスのようです。
朝ごはんを食べる。何となく落ち着くような感じがします。でも少ししかないのでガッカリです。
いよいよだ……とてもいやなこと。学校へ行く。ジャンパースカートが短いのでくつ下がとどかない。手ぶくろがかたっぽうない。マフラーは暑い、帰りはしないと荷物になる……。色々なじょうけんで寒くなっていきます。今日は、お休みしようかな。でも、一度も休んだことがないのに、元気でお休みはいやだ……行こう。と思ってばかりいます。
電車なしの、歩きとスクールバスの子は四人ほど。多分みんなも時間がちがうから……一人でさびしく行く……。今年の夏はとても暑くて、
「早く冬になってよぉう。」
と言っていたな。……前……去年の冬はどうだったかな……。
「カーンカーンカーン……。」
ハッとして前を見ると、そこは、みんなと会うふみ切りでした。やっぱりそんなことを考えていると、すぐに着いてしまいます。
「おはよう!」
「おはよう……。」
「あのさぁあ、きのうね……。」
友だちが、白い息をハアハアさせながらやって来ます。
今回の作文は暗くなったような気がしました。それと、少し物語りのようにもなりました。私の冬のイメージは、はい色の、暗い色です。その、暗いはい色を出して書いてみました。
講評 nara
こうやって改めて読んでみても、今までのリッチちゃんの作文とは少し雰囲気がちがうね。冬のイメージ・灰色の暗さが、よく出ている作文だ。わぁっと元気で楽しい作文とはちがうけれど、いい作文だ。ちょっぴり大人っぽい感じもするよ。
「物語りのよう」→「物語のよう」
入力はたいへんだったかな。どんどんなれていくから、心配はないよ。12月も楽しく進めていこうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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