低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
家庭科の授業 あにほ
家庭科の授業
藤井 和香
「はーいみんな席について。今日はテ・キ・パ・キといくわよ。」
先生はみんなに「マスク、エプロン、サンカッキン」をさせ、その日使う「米、(1り2分の1カップ多分)」をださせた。
「お米係は自分の班の人のお米を集めて前に練習した道理に、進めていくのよ。」
「ザワザワ」
「どーしよう。私—」
私たちはお米係ではなかったが、私たちのお米係がとても心配だったので、ついていった。
「おまえ、水の量覚えてるか?」
「うっせいな。おまえは米係じゃないんだからついてこんな—」
「ちょっと、1りにつきの水の量違うよ。」
「え?」
「おい、だい—」
「はーいお味噌汁係さん来てちょうだい。」
先生がセカセカと言った。
「ほらいけ!」
お米係の子はイライラしながら私たち(お味噌汁係)の背中を押しながら言った。先生の説明の話は「お米の時の倍ではないか。」と思うほどながかった。先生の説明が終わったら私たち、お味噌汁係はかく準備を始めた。1りは包丁とまな板を持ってきて洗っていた。1りは他の食器を持って来ていた。そして私は煮干のはらわたと頭をちぎっていた。
「ううなによこのめだか見たいな物体!(煮干)くっさ!」
「おい藤井、煮干にしつれいだぞ!」
ちがう班の子がケラケラ笑いながら言った。
「ねえねえ和香ちゃん私が煮干の担当するから、材料切るのとかわってくれない?」
私は心が踊った。なぜかと言うと前から私はお味噌汁に入れるお豆腐を切ってみたかったからだ。
「いいわよ」
私は「ルンルン」気分で包丁を握った。そのときだ。
「ああああ!!」
お米係の子がさけんだ。
「どうしたの?なんかあった?」
「うん。お米がもう1りぶんあった。」
「えええええ!!??」
「誰も余分になんて持ってこなかったよね?」
「もうだめだ。これはおかゆでおわる。」
色々トラブルはしながら試食の時間が来た。こわごわも、ごはんが、おみそしるがちゃんとできてるか、ふたを開けてみた。ちゃんとできてた。私たちは「ほっ」と言う気持ちで試食を楽しんだ。
そしたら1りが、
「私、分かった。おいしく食べることが出来ればおいしく感じるんだ。」
講評 jun
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