国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本は人生のパートナー   ミニまろ

 多くの人が、『本』という言葉を耳にして最初に思うことは、たいがい『読むのが面倒』とか、『何でこんなものを読まなければならないの?』だろう。しかし、『読むのが面倒』でも、『何でこんな物を読まなくてはならないの』かがわからなくても、読書は大切だということを、私はこの文を読んで実感した。
 この文の著者は、『本を読むことは、経験のできないことを経験することができる。』と書いている。魔法使いなど本当にいるはずのない生き物を、本当にいるかのように思わせたり、思い病気にかかった時などの患者の気持ちがわかるように思わせることができるのが本だ、という意味だ。私はここを読んで、確かに知りたいことが見つかった時は、実際に実験してみたりすることが一番であるが、そのことに適した本を読むのも、早くに結果がわかって効率的な方法だと感じた。本にはこのような利益があるのだ。
 しかし、本の利益は『経験のできないことを経験できる』だけであろうか。私は本を読むことによって、勇気づけられる、癒されるという利益が生まれると思うのだ。落ち込んで気持ちがしずんでいる時などに本を読むと、ある勇気づけの言葉に感動して、前向きな気持ちになったという経験を、誰でもしたことがあるだろう。本にはこのような効果がかくされていたのだ!
 多くの人々にこのことがわかってもらえたら、日本中のみんなが本に親しみを持ってくれると私は期待している。そして、本がどうしてもだめだという人は、新聞でも教科書でも、マンガでもとにかく何でも読むことをおすすめする。それぞれ好みのもの、自分に合ったものを読めばいいのである。このセリフは、実はというと、私がいつも母に言われていることなのだ。それでも実際の私は、あまり本に親しみを持っていなかった。なぜかというと、読むのが面倒だし、細かい文字を見ただけでねむくなってしまうし、飽きっぽい性格のため、長編小説は読めずに終わってしまうからだ。だが、この文章の『孔子は本のとじひもが3度も切れる程、本を読み返した』という部分を読んで、(孔子の読んでいた本は、そんなにおもしろいものだったんだね。私にもそんな本があるかもしれない。)と、私は感じた。ちなみに、私がくり返し呼んでいる本といえば、マンガだ。買ってから面白いので、10回、20回と読み返している気がする。なぜならマンガは、絵がまんさいで、何回読んでも飽きないくらいおもしろい本だからだ。それなら、マンガではない本でも、読み返すほどのものがあるはずだ。私はこれを機会に、本をいろいろ読んでみることにした。私に合ったパートナーを探すために……。

   講評   nara


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