創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   食べ物についての考え   一休さん

   食べ物についての考え
 一休さん 
 時間は午後三時から四時の間だ。僕は、ビリビリとあるおかしの袋を破いた。
「これは、何味だ? ウエーまずい!!」
今、僕は不思議な味がするハリーポッターの百味ビーンズを食べている。このおかしは、おいしい味とまずい味が入っている。僕はおそるおそるビーンズをつまみ、口に入れる。まるでおみくじみたいだ。そして、ここで二つの叫びどちらかが飛び出してくる。
「おいしいなあ。」

「うえ〜おえ〜、まずすぎる。」
まずいときには必ずティッシュを用意して、それに吐き出す。おいしいときは笑みをうかべて口を動かす。こんなおかしにこんなリアクションができるとは……。僕は「自分は病気なのか」と心配したりする。
「おかしにも幸福がやってきたり、不幸がやってきたりする。おかしにも不思議なことが起こったりするんだな。」そんなおかしなことを考えている僕って……。
 次にお母さんのお弁当がある。まずいといってしまうと大変失礼なので、僕は冷凍食品に文句を言いたい。一つ言わせてもらおう。
「えびコロッケのなかにあるえびはどうして固いんだア〜〜。」
と。僕はこれについてはひどく気にしている。どうして気になるのかというと、あの味なんというか「人工的に作ったうどんの麺の味」といえばいいのだろう。僕が昔お母さんに聞かされたあの話を思い出した。
(お母さんはね。実家にいたとき、うどん屋に行って細い乾いたうどんを出されて「まずい、まずい」といいながら食べたのよ。あれはそら恐ろしい味だったわ。)
思い出して、気が付いた
「ぼくとお母さんは似ているな。」
と。少しいやな…やっぱりやめておこう。
 お母さんのお弁当にも、もちろんおいしいものがある。ギョウザやおでんやカツなど何十個とある。またしても気が付いた
「手作りのお弁当と冷凍食品では千差万別の差があるな。」
と。(お世辞ではありません。)
 最終的に分かったことがあった。それは、
「食べ物には、幸福がやってくる、それはその食べ物を作った人の真心がこめられているからだ。」
ということだ。みなさんも食べ物について考えてみてはどうですが。

   講評   nane

 へえ、おもしろいお菓子があるんだね。しかし、ティッシュに捨てるなんて……。^^;
 題名は、急いで作ったのかな。余裕があれば、もう一工夫しておこう。
 「こんなおかしにこんなリアクションができるとは……。僕は「自分は病気なのか」と心配したりする。」は、ユーモアのあるところ。自分をふりかえる余裕があるんだね。
 第二の話も、おもしろい。えびコロッケの中にあるえびが固いというのは、まさかまだ凍っているままではないよね。(笑)お母さんの、「うどん屋に行って細い乾いたうどんを」も不思議な話だなあ。乾いたうどんって、焼きうどんの干からびたみたいなものなのかなあ。一度食べてみた……くないなあ。
 結びのお世辞は、信彦君らしい思いやりだね。感想の「食べ物には、幸福がやってくる」は、なかなか難しい考え。食べ物を通して、いろいろなコミュニケーションができるんだね。
 久しぶりの作文は、よくがんばった。字数も項目も全部クリア。次回も、がんばってやっていこうね。
▲お母さん→母(の方が上級生らしい)。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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