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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   年賀状   あにほ

   年賀状
藤井 和香
 「お洋服、ありがとう。そう」と、ただそれだけですが、この大小さまざまな十幾字かが思い思いの方角を向いてはがきからあふれ出しそうに書かれていました。 私は、この砂をかむようなあて名の無い手紙もずいぶん読まされます。手紙の妙味の真骨頂は、一対一で認められるところにあります。あて名があって、差出人があることです。
 「ね—ユイ、おまえんちの住所教えてよ。」
「うん、べつにいいけど、」
「やった!来年はかわいい年賀状が手にはいりそうなんだ!」
「えっ、和香手書きなんだ。ユイなんてめんどくて(めんどくさくて)ばーっと印刷しちゃうよ。」
私はこんなやり取りをしたことがある。この、『ユイ』と言う子はめんどくさがりやなので、年賀状を毎年印刷で済ませているらしい。・・・ためしに年賀状印刷経験の無い私はこんなことを言ってみた。
「ユイ、じゃあその人に一枚だけの「オリジナル年賀状」を作ってみれば。」
ユイの顔が曲がった。
「いやよ。」
私はおかしいと思い、
「なんでよ。」
と言い返した。でもユイのキョトンとしたような顔で答えはもうすでに分かった。
「だってめんどいんだもん。」
その時私は「人それぞれだが、受け取ったら悲しいだろうな。」と思った。
 反対に私の好きな例は「手書き」です。私のおばあちゃんは毎年、いつでも手紙はてがきでかいてます。私はおばあちゃんの手紙を読むと、いつもなぜかホッとします。なので私は手書きを好みます。
 私はこの感想文を書いて思ったんですけど、私は手書きが好きらしいですね。でもわたいが一つ言えることは、普通のはがきに絵を書いて年賀状らしいはがきの絵の年賀状は、はっきり言ってしょぼいです。

   講評   jun


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