創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   はいといいえ   日本太郎

 一般に欧米人は、質問に対して「いいえ」と言うときに、強い調子で答えることが多い。だが、よく見ていると、「はい」も「いいえ」も、同じように強くはっきりと答えようとしているだけだ。わたくしの耳は、その「いいえ」を強すぎると感じた。
 それは、わたくしたちが、日ごろ「いいえ」をやや控え目に言う習慣が身についているためだと思う。肯定の場合は調子よく「はい!」という人が、否定になると、内容にもよるが、無意識に声を落としてしまいまう。
 欧米人は、イエス、ノーをはっきりと言う。はっきり言うと、とても分かり易い。日本人のようにはっきりと言わないと、何を言っているのか分からず、誤解されてしまうことがある。なので物事は、自分の気持ちをはっきりと言った方がいいと思う。
 日本人はイエスとはっきりといっても、ノーとはっきりとは言わない。それは、相手に悪いと思ったり、よく、堂々と「いいえ」なんて言えるなあとか言われたりするといけないからだ。だが、それは日本人のいいところでもある。はっきり言われると傷つく事もあるし、ノーと言われたくない時もあるからだ。
 僕は、その時その時の場所や相手の気持ちを考えながら、イエス、ノーを言い分けるといいと思う。

   講評   sato



要約は、ほぼ200字でまとめることができましたね。日本人の「いいえ」を控え目に言う習慣のところもおさえているので、木越君の本論とのつながりもいいようです。意見のAは、欧米人と日本人を対比しながら、日本人が誤解を受けやすいというマイナス面を引用しながら、主張しているので説得力がありますね。意見のBのところでは、「ノーとはっきりとは言わない」という現象をとらえて、その原因を推測したのがとてもいいと思いました。結論は、イエスとノーの使い分けを主張してまとめることができましたね。この時、名言で例えば「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」などを用いて説明することもできますね。

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