国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2259 今日1753 合計6625
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   昔むかし   ほり内

 日本には「うらしまたろう」や「ももたろう」などの昔話がある。「うらしまたろう」は今の香川県の詫間町に伝わっている伝説である。こういった日本で言う昔話は外国にもいろいろある。例えばイギリスでは「アーサー王伝説」がある。アーサー王伝説はブリテン島の先住民、ケルト人の神話、伝説で出来た物語に、その後のブリテン島の支配民族となった、アングロサクソン人の伝説が混合して出来、イギリスの間では非常に慣れ親しんできた伝説である。しかし、日本の昔話はどうだろうか。昔話の名前は知ってはいるもののあまりポピュラーなかんじはないような気がする。だからこそ、日本の伝統の昔話から人生の教訓になるものを学ぶ生きたい。
 そのためには第一に昔話だからといって幼稚だとかおくれているという劣等感を持たずに、そこから自分のためになることを読み取るように心がけることだ。私も浦島太郎の玉手箱をあけたところであまり欲に駆られるとよくないと言うことを学んだ。このように昔話をしっかりと読むことで人生の教訓になることが見えてくるような気がする。
 また、昔話の文化をしっかり保存することだ。『古代への情熱』の著書シュリーマンが、子供のころに絵本で読んだトロイ戦争を信じ、独力でトロイの都を発掘したという伝記がある。そのようにいろいろな伝説、昔話の文化を学び、信じる事はとても大切な事だと思う。
 確かに現代の最新の知識や技術を生かすことはだいじだが、「悪書を読まないことは、良書を読むための最初の条件である」という名言のようにもっと昔話から生き方を学んで行くべきではないか。

   講評   jun

 忙しい中、家でしっかり仕上げるとはえらい!
 昔話から人生の教訓を学ぶための方法の一つ目は、昔話から自分のためになることを引き出すということだね。これは自分の意識ひとつでできるようになるはず。昔話を単なる子供のための話だと思わずに自らの体験にあてはめて教訓を得ようとすると何かが見えてくるかもしれないね。体験実例としては、浦島太郎の話から学んだことが書けたね。昔話には、何かしらの教訓が含まれているものだね。
 二つ目の方法も、ヒントを参考に伝記実例を挙げることができたね。『古代への情熱』は読んだことがあるかな? 昔話の背景となっているような文化をしっかりと保存しておくことは、昔話の本当の意味を理解するためにも大切なことだね。
 結びもほとんどヒントのままになっていますが、自分の言葉でまとめてみましょう。

                   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)