国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ディナータイム   PINPA

 ある国の人が、他の国の文化を受け入れようとしても自分の国の文化が混ざってしまう。
 「なぜ、日本は食べるのにあちこち回るのかな?変だなあ。私は嫌いな物はとことん全部食べておいしい物を最後に食べるな。」
と私は言った。
「それは、きっと日本の文化だからだよ。こんな、食べ方を三角食べと言うのだよ。」
と母は私に博士のように丁寧に教えてくれた。私は嫌いな物はとことん全部食べておいしい物を最後に食べるな。
「それじゃ、文化はいったい誰が考えたの?」
この質問には物知りの母も答えられなかった。文化とはいったい誰が考えたのかな?
 私は誰が文化を考えたのか知りたくなった。私は文化を作ったのはお坊さんだと思う。なぜなら、文化とは昔からの日本のことなので昔、尊敬されていたお坊さんがされた食べ方をみんなが正しいと思ったのではないかと思う。お坊さんは仏を信じ、尊敬され何かがあれば必ず呼ばれお祈りをしていたので、私はお坊さんが文化を考えたのだと思う。
 その点、母の意見を聞くと、母はその時代に生きている人みんなが考えたと言っている。
 私はお坊さんが考えたと思うが、もしそれが本当なら文化とは宗教に関係があるのではないか?もし、宗教に関係があれば同じ宗教ならだいだいは文化が一緒ではないかと思う。 
 それでは、例に今年のワールドカップでも共同開催した、親友のような存在の韓国も日本と同じ宗教を信じている。それでは、韓国ではどのような食べ方をするのでしょう?
 前、私は「韓国語口座」でやっていた食べ方を思い出してみる。その韓国人は、同じ宗教を信じていても日本のように三角食べをしないで食べ物を残さないといけないのだ。
私はこれを聞くと、日本人の子供たちが嫌いな物を残さず全部食べないといけないと、お母さんに怒られている光景をよく見ますがこれを言うと韓国では変わり者と思われるのではないかと思う。
もっと、身近にすると「忍玉らんたろう」に出てくる鬼のようにこわい食堂のおばちゃんはいつも
「お残しは許しませんでー。」
と言うがこれを韓国の人が見るとなんてお行儀が悪いのと思うかもしれない。
 このように、考えると宗教はあまり文化には関係ないと思う。それでは、西洋ではどうだろう?
 西洋は、日本とは違い1つ1つお料理が出てくる。しかし、それとは反対に日本はお料理を一気に出して食べる。わたしは、どちらかというと西洋の食べ方の方がいい。もちろん、私の家でも西洋のようにお料理を1つ1つ出して食べる。なぜなら、その方ができた物から食べる方がおいしいし熱い物だと暖かくておいしいからだ。それにくらべて、日本の食べ方の一気に食べると食べる量が多く見えるしお皿をたくさん出さなくてはいけないからだ。
日本と宗教が同じ韓国、宗教も違う西洋この3つの地を比べると宗教はあまり関係ないのではないかと思う。そうすると、文化とはそれぞれの国の特徴であったと言うことが分かった。   

   講評   mako

 
「文化を作ったのはお坊さんではないか」 という考えは、なかなかおもしろいですね。「もしそうであるなら、宗教が同じであれば、文化も同じはずだ。」 と進んでいくのは見事!! 「韓国講座」 や「にんたま」の例をあげているところもわかりやすくていいです。「三角食べ」や西洋のコース料理、あるいは韓国では食べ残すことが食事の礼儀であることなど、食の文化の違いを具体的に書いているところもとてもいい。
 私は、別にそういわれて育ったわけではありませんが、「三角食べ」人間です^^; どうしてもおかずにはごはんがほしいのです。おかずがおいしければおいしいほど、ごはんもいっしょに食べたくなる……。だから焼肉を食べるとき、お肉の量も半分ですんでしまうことがある。ごはんでおなかがふくれちゃうのね^^;これって得なのか損なのか……。

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