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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ボランティアについて   YES

 ボランティアとはどんなものなのだろうか?日本でボランティア活動というものはまだそんなに進んでいるものではない。しかしアメリカなどでは果敢にボランティア活動がなされているという。なぜこのように違ってしまうのだろうか?ボランティアとは簡単に説明するとお金を貰わずに仕事をするということだ。自分に利益がないのに人の役に立ちたいという精神でやる人が多い。しかし日本はボランティア活動というものがあまり目立っていない。自分達の社会は自分達で作るといったことは大切である。日本にボランティアが少ない事は問題である。
 その原因はボランティアをしたいけどできない人が多いせいであると思う。30代の人たちは毎日仕事に、時間に追われ大変でならないと思う。アメリカでは自由な時間が多い。そのためみんなで集まることをする機会が多いのだろう。しかし日本ではみんなで集まる場所がない。それに宗教的な違いがあると思う。欧米ではキリスト教が盛んだが日本はキリスト教よりも仏教のほうが盛んであるといえる。キリスト教の神、つまりイエス=キリストは愛の神である。「隣人を愛せ」や「右の頬をたたかれたら、左の頬を差し出せ」などユダヤ教やハンムラビ法典などとは反している。その影響でボランティアを積極的にしようという人が多いのだと思う。
 原因その2は自分から何かを始めようとする人が日本人には少ないからではないだろうか?日本人とは集団主義であり、出たがり引っ込みで比べると引っ込みだしあまり目立とうとしない人種である。声をかければする人というでも恥ずかしいなどの抵抗を感じて自らやろうとしない。これは仕方がないといえばしかたがないのだが、何とかしたいところが現状である。その他にも日本人は助けあいの精神がある。これはいいことだがやはりこれを生かせてないのがボランティアだと思う。本当にボランティアの輪が広がれば日本は本当に助けあえるだろう。
 確かにゆとりがなくボランティアをする人がいないのが現実だ。しかしもっとボランティアの輪を広げていくべきだと思う。助けあい精神を持っている日本人にはそれができると思う。そして成功すると思う。自分に打ち勝って何かを始めてみる勇気を出せればそして日本の得意分野TVなどを生かして呼びかけ人をたくさん集めればそれは夢ではなくなるだろう。ボランティアとは人から誘われてやるものではなく自分が輪の真ん中になろうという意識を持つことが大切だ。勇気を出そう!

   講評   jun

 日本でボランティア活動があまり盛んでない原因を考えることができたね。
 ボランティアをしたいと思っていても時間が取れないということは確かにあるでしょう。たまの休日くらいはゆっくり家族サービスなどもしなければならないしね。また、宗教の違いによるという点もそのとおり。キリスト教の教えの基本は他者への愛だものね。また、日本人の集団主義というものは原因のかなり大きい部分を占めているのではないかな。ボランティアとは、本来自らの意志で行うものであって他人と横並びになって行うものではないね。横並びを好む日本人としてはなかなか一歩を踏み出せないのだね。
 YES君も指摘するように、もともと日本人には助け合いの精神というものがある。これをうまく生かしていくことができればボランティアももっと盛んになるだろうね。

■結びの自作名言はよく考えたけれど、「ボランティアとは人から誘われてやるものではなく、自分が輪の真ん中になるという意識を持ってやるものだ。」などとした方がすっきりするね。

                        

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