創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   カレー   れもん

「いただきます。」
私はカレーが世界の食べ物の中で一番すきだ。食事がカレーだと、必ずおかわりをしなくては気がすまない。カレーのどこがすきなの、と聞かれてもおいしいものはおいしいのだから理由などない。
 そんなカレー大好き人間私が学校の林間学校で、飯盒炊さんをして、カレーライスをつくることになった。四年生の時の林間学校では飯盒炊さんをやり、そのおかずとして豚汁をつくった。だから、林間学校でカレーライスを作るのは初めてだ。まず、学校の授業で、カレーにつかわれる材料の水やカレールーなどの歴史やどのようなものなのか、ということを調べ、発表をした。そこで、カレーの材料には色々な人がかかわっていたり、歴史があることがわかった。そして、自分の家で一度カレーライスをつくってくることが夏休みの宿題のひとつとなった。カレーが大好きな私でも、生まれてから一度もカレーを自分でつくったことはなかった。おばあちゃんに教えてもらいながらやっとのことでつくった。その時、(こんなに大変なのに林間学校で自分たちだけでつくれるのかな、と不安になった。その不安をかかえたまま、林間学校が始まり、二日目の夜に飯盒炊さんが行われた。もし、作ることができなかったら、私たちのその日の夜ご飯はなしになってしまうのである。私はまきの係りだった。お米をとぎおわり、野菜を全て切り終わったあとに火をつけた。その火はまるで、紅葉した紅葉のようにまっかだった。とちゅうで、火が消えそうになったが、前火をつくる練習をした時、火が消えそうになったらうちわであおげばいいと習ったのを思いだしみんなで、一生懸命うちわであおぎ、どうにか火が消えるのを防いだ。そして、飯盒から、水滴がたれてきて、まきでさわってみると、ぐつぐついっているしんどうが手にもひびいてきた。
「ヤッター。」
なぜみんなが喜んでいるのかというと、そうなったらご飯がたけたという印だからだ。本当にできているか確かめるために、火からおろし、軍手をした手で飯盒のふたを開けて見た。すると、まるで、たまごのからのように真っ白なご飯がでてきた。そのご飯を見たとき、私はとにかくうれしかった。ご飯は、飯盒ごと逆さにしてむしておいて、本格的になべの方に集中した。しかし、この後、私たちはある失敗をしてしまった。それは、水を多くいれすぎてしまったのだ。なべの中がびちゃびちゃになりながらも、私たちはあまりきにすることなく作業を続けた。そして、なべの方も完成してお皿にもって、
「いただきます。」
と言ってからいっせいに食べた。私は水が多すぎて見た目のとおり、おいしくないカレーになっていないかと心配していたのだが、その心配は無用だった。なぜなら、家のカレーよりもおいしかったからだ。もちろんそれを私はおかわりした。
 この林間学校の出来事から、私はもっとカレーが好きになった。今日の夕ご飯も母がカレーだと言っていたので、とても楽しみだ。
 「いただきます。」

   講評   nara

 おや、字数が「1234」何だかゴロがいいねぇ。作文の内容とは直接関係ないけれど、チョッピリウレシイ……。
 その後、カレーは食卓に上るかな? カレーは意外に簡単で、かつ奥が深い。れもんさん特製カレーを作ってみるといいかもね。具やルーに凝ってみるとおもしろいよ。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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