創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本と外国の違い   いろな

数年前のことになるが、私は米国人の言語学者T氏と東京で親しくなった。畳の上に座っていること、白い御飯であること、T氏たちが日本式生活を実行していることなどが重なり合って、一瞬私は、は、この御飯を主食にして、おかずを併せて食べるのだという風に思ったらし。私たちが、外国語を学習する際にも、いま述べたような具合に、自国語の構造を自分ではそれと気づかずに、まず対象に投影して理解するという方法をとりやすい。従っていろいろと食い違いが生じてくるのも当然である。
 僕は似たこと(日本と外国の違い)。それは、料理の出し方だ。日本は一気に料理が出るのに比べフランスは一回食べ終わったらまたボーイが出てきてまた一回づつ出すのだ。そして戻し方も違う日本ならいっきに片付けるのにたいしてフランスは一回ずつ片付けるのだ。
 もうひとつ違うところはあいさつの違いだ。日本はお辞儀をするのに外国などは抱きしめあったりする。
もうひとつ似た話がある(聞いた話だ)。それはジェスチャーだ。日本ではまるで招き猫のようにやるがアメリカは下からすくいあげるようにやる
僕はこの話を振り返って他の国と環境が違うだけであいさつのしかたや料理の出し方が違うと分かった。

   講評   jun

 直樹君は三文ぬきがきがうまいね。もう少し慣れてきたら、ぬき出した文が自然につながるように工夫してみよう。
 似た話もたくさん書けたね。料理の食べ方も日本とフランスとでは大きな違いがあるよね。また、あいさつの仕方も国によってさまざまだね。鼻と鼻とをこすり合わせるあいさつの仕方もあるらしいよ。また、ジェスチャーもまったく逆の意味になってしまうから注意しなければならないね。ジェスチャーの話は、何を表わすときに「日本ではまるで招き猫のようにやるがアメリカは下からすくいあげるようにやる」のかが書かれていないので、ここは言葉をおぎなった方がいいよ。「こちらに来て。」と人を呼ぶときのジェスチャーが違うのだね。日本の招き猫のようなジェスチャーは、アメリカでは「あっちへ行け。」という意味になってしまうらしいから気をつけないとね。
 国によって考え方や習慣にさまざまな違いがあるけれど、その違いをお互いに理解し合っていくことも大切だね。直樹君は、一生日本にいると言っていたけれど、これからは国際化の時代。外国に行かなくてはならないこともあるかもしれないよ。そんなときは、その国の習慣をよく調べてから行った方が良さそうだね。

■ それぞれの似た話をもう少しくわしく書いて、自分の感想などをつけ加えると字数も伸びたよ。
▲「一回づつ」→「一回ずつ」

☆長文音読、がんばって続けてね。

  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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