国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   pc   RAZOR

 僕には、自分から強制されずにすることがあまりありません。特に勉強系は、全くといってありません。しかしこんな僕にもパーソナルコンピューターに限っては自分からものすごい勢いでやります。
 その理由は、最近もう1台新しく買ったことにあります。前は、ノートパソコンを使っていましたがそのパソコンの調子がとても悪くしかもメールすらもできなくなった こんな状態でした。だからもう1台買った結果設定などでこのパソコンの性格がほとんど分かってしまいまだ買ってから3週間ほどなのにほとんど使いこなしているような状態です。まさに『好きこそ物の上手なれ』です。ほかにも僕は車が好きなのでよく絵を描きます。すると、だんだんに3次元空間をうまく出せるようになり、遠近法などもわかってくるようになりました。
 けれど、もともと好きなことを強制されたらあまり好きではなくなるかもしれません。
 やはり、好きなことは好きなことなりに思い切りやったほうがいいとは思いますが、その1方だけではなく嫌いなことも自分から少しずつチャレンジしていくとだんだん好きになるかもしれません。僕は来学期からノートは自分でまとめることをチャレンジしたいと思います。

   講評   nara

 年末年始の日程が絡んで、講評が遅くなってしまって申し訳ない……。この冬休みは、ゆっくりパソコンとつきあえたかな? グラフィックもパソコンを使うとおもしろいだろうね。車のデザインなどもパソコンを使って作ってみるということも、そのうちできそうだ。
 「強」という語を他者から自分に向かって使われるとき、かなりマイナスのイメージが生まれてきそうだね。「強制」「強いる」「強ばる」などがそう。強ばった気持ちや頭では、何事も吸収できないし広がりも持てない。「好き」で取り組んでいることには、柔軟に思考が広がっていくものなのだろうなぁ。車の題材もそうだね。車から絵の遠近法に広がっているものね。
 後半に「その一方だけでなく……」という意見を加えたのはいい。食わずぎらいという言い方があるように、私たちは何かを始める前に、「まずそう・つまらなそう・難しそう」と根拠のない敬遠をしがちだ。もしかしたら、そういう対象の中に思いがけず自分に向くものがあるかもしれないのにね。そう考えると、なぜ、小学校や中学校で、さまざまな教科に取り組むのかの理由も浮かんできそうだ。ノーベル賞を受賞した田中氏も、受賞した研究は大学時代の専門とはまったく異なる分野とのこと。いわば、研究のきっかけは「会社からの強制」だとも言えるけれど、それをどう進めていくのかというところに、結果の違いが生まれてくるとも考えられるね。
 【主題】のキーワードは「人間・一般化」だ。RAZOR君の個人的な体験を、人間全体にあてはめて考えてみるということね。「人間にとって強制されるということは……」「人間にとって、本当に力を伸ばすためには……」という文を作ってみるといいよ。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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