国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「単位」がちがうことって   FULLMOON

 また新しい年がきた。テレビや街ではドンチャン騒ぎ(?)をしている。僕も、また新しい365日を過ごすために少しやる気が無くなった(笑)。でもそのとき、僕は思った。
「何で一年って365日なんだ?それに何で365日過ぎるだけでワーワーさわぐんだ?」
 よく考えると、そのようなことはとても多いのである。例えば、「〇〇電気店、開店35周年」といっても、なぜそれだけで安売りをするのか。別に、5とか10の倍数になるだけで騒ぐのだろうか。「〇〇選手、2000本安打」などといって、記念品を贈られるのだろうか。別に98を単位にしても、68を単位にしても記念はできるのである。僕は、これほどまでに、大騒ぎしなくてもいいと思う。
 第一の理由に、前述したように、単位は設定しようとすればどんな数だってなるからだ。たまたまその単位に達しただけで、「長い」とか「多い」事には変わりが無いのである。特に不要な存在は、「入場者100万人目」など。確かにラッキーではあるが、必要ではないと思う。
 第二の理由に、あまりにも単位を設定するリスクが多い気がする。上記の例で言うと、「〇〇電気店、開店35周年、全品70%引き」などというのはそれだけ収入は減るし、「〇〇選手、2000本安打」などというなら、記念品や達成パーティーなどをやるだけでもコストがかかる。
 でも、条件などによって単位が違う物もある。例えば、長さ。日本ではcmを使うが、アメリカではインチの単位も使う。速さでは、日本では時速をつかい、アメリカなどではマイルを使う。僕は、これが自然なことだと思う。
 単位、というものから少し離れるが、野球場も、ある意味では単位だと思う。日本の球場に、多少の大きさのずれはあるものの、左右は対照だし、特徴的な球場もない。しかし、野球の本場のアメリカでは、特徴的な球場が多い。ヤンキー・スタジアムは、ベーブルースが本塁打を量産するために、ライト側をせまくしたり、と、色々な球場がある。でも、球場によって、プレーも違っていく。ある意味で球場はものさしであると思う。
 そのように、単位には面白さがあるし、その単位の「らしさ」が出ると思う。確かに、単位は統一しても、分かりやすさがある。でもらしさとか、特徴をだせるので、単位を統一したり、大きな記念を作ったりするのはよくないと思う。

   講評   jun


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